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「満開」について
日本語を勉強中の中国人です。「満開」という言葉について皆様のご意見をお聞かせください。「満開」は一輪の花に対しても使えるでしょうか。 たとえば、一つの蕾しかない水仙(めずらしいですが、そうさせてください)のことに対しては、「この水仙は先週まだ蕾なのだが、今週に入ってもう満開だ」という書き方は自然でしょうか。 また、「花はあちこちでいっぱい咲いている」という様子を擬態語で表現できるでしょうか。 質問文に不自然な日本語がありましたら、それも添削していただければ大変ありがたいです。よろしくお願いいたします。
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満開は、多くの花が一時にほとんど全て咲いている様子をあらわします。(特に桜のような) チューリップなどでもいいですし、 水仙でも一面に全部咲いている状態ならいいと思います。 個々の花が一輪ずつでも問題ありません。 しかし 「この水仙は先週まだ蕾なのだが、今週に入ってもう満開だ」 という表現はおかしいです。 「満開」と表現する対象は全体をあらわすので、「この」とは限定できません。 「ここの」とかの、場所の表現にして、全体をあらわすようにしないと いけません。 ですから、咲いていない状態も 「ほとんどが蕾」だとか 「まだ二分咲き」とかの全体のうち咲いている割合で表現します。 擬態語ではないですが 普通は 「見渡す限り」、「辺りいっぱいに」 という表現を使います。
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#2です。 > たとえば、家に一つの蕾しかない月下美人という植物があるとします。この一つの蕾しかない月下美人を対象に植物の観察日記をつけます。この月下美人の蕾がすっかり開いた時、「満開した」、「満開になった」のような言葉は使えるでしょうか。それとも一つの蕾に対して「すっかり咲いた」のほうが相応しいのでしょうか。 上記の場合に「満開になった」という表現は使えます。 例に出した月下美人では、開花についてをサイトに載せている方も多く(一つの蕾のみの鉢は珍しいですが)実際に使われている表現です。 しいて言うならばそういった”対象が一つしかない状況”があまりないので、通常の会話ではあまり耳にしないでしょう。 木であれば桜のようにたくさんの花弁を持ちますし(対象が花弁一つではなく木全体になる)、水仙であっても複数の花弁をつけたり、群生したりしますので中々ないですよね。 一つしかない花弁に対して「すっかり咲いた」というのも「満開になった」というのも、言い換えに過ぎず意味は同じですので問題ありません。
お礼
再びありがとうございます。花に関する文章を読んだので、花の表現について妄想をたくましゅうしました。おっしゃるとおり、「対象が一つしかない状況」があまりないのですね。とても参考になりました。 本当にありがとうございました。
- A98JED
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補足します。 「○分咲き」や「満開」という言葉は一輪にでも使用はできますが、 ニュアンスとして、複数の花についての開花状態を表すことが多いので、 一輪だけの場合はほとんど使いません。 一輪の花の場合 「すっかり咲いた。」 「いっぱいに開いた。」 というような表現の方がより適切でしょう。 「全開」という表現もあります。
お礼
再びありがとうございます。 ニュアンスとして、やはり複数の花についての開花状態を表すことが多いのですね。一輪の花の場合の表現も大変参考になりました。 本当にありがとうございました。
- glifonglifon
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こんにちは。 「満開」は、一輪の花に対して使うことは「可能」です。しかし、その用法は一般的ではありません。専門分野における花の観察記録などなら、「○月○日、満開を迎えた」という使い方をしているかもしれませんが・・・。 また、、「花はあちこちでいっぱい咲いている」という表現の言い換えとして、「花が咲き乱れている」という表現なども使われます。
お礼
毎度お世話になります。 ご親切に教えていただき誠にありがとうございます。一輪の花に対して使うのは可能ですが、一般的ではないのですね。また、「花が咲き乱れている」もなかなかいいですね。覚えておきます。大変参考になりました。 本当にありがとうございました。
【満開】 十分に開くこと。特に、花が十分に開くこと。 桜の満開とは花芽の約80%以上が開花した状態ですが、月下美人などでも花弁が開ききった状態を指して「満開になった」という表現は一般的です。 また、「この水仙は先週はまだ蕾だったが、今週に入ってからは満開だ」がより相応しいかと思います
お礼
ご丁寧に教えていただき誠にありがとうございます。大変参考になりました。 本当にありがとうございました。
補足
>桜の満開とは花芽の約80%以上が開花した状態ですが、月下美人などでも花弁が開ききった状態を指して「満開になった」という表現は一般的です。 「月下美人」ですか。とてもきれいな名前ですね。画像も拝見しました。伺いたいのですが、一つの蕾しかない「月下美人」という植物はこのたった一つの蕾の花弁が開ききった状態を「満開になった」と言えるでしょうか。 たとえば、家に一つの蕾しかない月下美人という植物があるとします。この一つの蕾しかない月下美人を対象に植物の観察日記をつけます。この月下美人の蕾がすっかり開いた時、「満開した」、「満開になった」のような言葉は使えるでしょうか。それとも一つの蕾に対して「すっかり咲いた」のほうが相応しいのでしょうか。 おっしゃるとおり、【満開】は「十分に開くこと。特に、花が十分に開くこと。」を指すのですね。「満開」は桜のようないっぱい咲いている花を描写するときによく見かける表現なので、私の言っているような場合でも使えるかどうか自信がありません。 「満開」の意味からすれば、私の言っている場合でも「満開」を使えると思いますが、ネイティブスピーカに確認していただきたいのです。もう一度教えていただけないでしょうか。よろしくお願いいたします。
お礼
ご親切に教えていただき誠にありがとうございます。2は大変参考になりました。「見渡す限り」、「辺りいっぱいに」を覚えておきます。 本当にありがとうございました。 * 申し訳ありませんが、先ほど補足のほうへ投稿させていただいた内容の中に書き忘れたことがあるので、補足いたします。 >ですから、咲いていない状態も 「ほとんどが蕾」だとか 「まだ二分咲き」とかの全体のうち咲いている割合で表現します。 「ほとんどが蕾」、「まだ二分咲き」は一輪の花に対して言うのですか。それともいくつかの花に対して言うのでしょうか。 「全体のうち」の「全体」は一つの植物自身の意味ですか。それともたくさんの植物からなる群れの意味でしょうか。 よろしくお願いいたします。
補足
>満開は、【多く】の花が一時にほとんど全て咲いている様子をあらわします。 >水仙でも【一面】に全部咲いている状態ならいいと思います。 【多く】と【一面】はお使いになりましたね。それは蕾は二つ以上ある場合の状況でしょう。つまり、これらの蕾は全部開いたという意味でしょう。 申し訳ありませんが、私の意味がうまく伝えません。伺いたいのは、目の前の植物には花が一輪しかない場合です。次のような場面を想像してみてください。目の前のテーブルに水仙という花があります。この水仙は一つの蕾しかありません。この一つの蕾しかない水仙を対象に観察日記をつけますと。一つの蕾しかない水仙ですが、観察日記をつけるときに、もしこの蕾がすっかり開くなら、「満開した」という言葉を使えるでしょうか。それとも「すっかり咲いた」のほうが相応しいでしょうか。 辞書にはただ「花がすっかり開くこと」と書いてありますので、ちょっとあいまいなところもあるかと思います。桜のようないっぱい咲いている花を描写するときによく見かける表現なので、私の言っているような場合でも使えるかどうか知りたいです。もう一度教えていただけないでしょうか。よろしくお願いいたします。