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日本の「グルーピズム・和合主義・雰囲気主義」について
こんばんは、いつもお世話になっています(^-^) ただいま大学のレポートを作成中なのですが、そのテーマは「Individualismについて」です。 アメリカのインディヴィデュアリズムの対に中たる存在として、日本の「グルーピズム・和合主義・雰囲気主義」を採り上げようと思ったのですが、よくよく考えてみると、単純に対になっているだけ、と云う気がしないのです。 どこが引っかかっているのかが自分でもつかめず、筆が進みません。「戦後のインディヴィデュアリズムの流入が大きく日本のグルーピズムを変えて(壊して)いった」と仮定して書いているのですが、この考え方は間違いでしょうか? もし間違いであるならば他にどのような考え方がありますか? 皆さまの智叡をお貸しください。よろしくお願いします。
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american individualism=「我」がjapanese circlism?(=groupism?)=「和」を壊したという仮説には、部分的に賛成です。今はまだ、前者を後者がgroup的に取り込んで混沌としたindividual circlismとなっている段階だと思います。 「和」とは単純に「我」の集合体ではなく、「我」が意識した思念が集まって「我」とは全く別の存在となったものであり、どういうわけか「我」を非常に規制しています。このような「和」の総体に「我」が入ると、所謂「我」を中心とした途轍もなく広い「和」が出来てしまいます。この「我」は実は日本的な「和」であって、本来の「我」が住めない環境です。「我」は居場所を求めて極端に狭い「和」を作って生きることになります。この「和」は日本的でない「我」に近いため、結局かなりの規制を受けて消滅し、また別の住みやすい「和」を生み出す必要があります。元々「和」に住んでいる日本人は、たやすく「和」を生み出すことが出来ますが、「和」からでることは難しいようです。 これから、本来のindividualismに進んでいくのか、circlismに回帰するのかは分かりませんが、前者への道はかなり険しいと思います。
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- t78abyrf9c
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「世間」を分析すれば、見えてくるものがあると思います。 ↓のANo.1に参考リンクを貼ってますので参考にしてください。 ちなみに、インディヴィデュアリズムの流入は、戦後ではなく、明治維新に端を発します。
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ご回答ありがとうございます。 「世間」の研究がここ10年であることは知らず、驚きました。日本の文化の大きな部分なのにあまり研究されていなかったのですね...。 ありがとうございました。
お礼
ご投稿ありがとうございました。 内容が少し難しく、かいつまみながら読ませていただきました。良いレポートが書けそうです、ありがとうございました。