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プラスミド不和合性について
プラスミド不和合性とはどのような機構で起こるのでしょうか? 例えば、同じoriで異なるインサートを持つ2種類のプラスミドを大腸菌が取り込んだ場合、取り込んだその個体の中で一方のプラスミドが排除されてしまうのですか? それとも増殖していくうちに一方のプラスミドしか持たない大腸菌の割合が増えていくということですか? どちらのプラスミドを増やしていくかというのはどのように決められるのでしょうか? 何らかの揺らぎが原因だとしたら、それを拡大させる機構はどのようなものなのでしょうか? 一方のプラスミドは完全に失われてしまうのでしょうか? 先日、GFP遺伝子の入ったプラスミドとYFP遺伝子の入ったプラスミドを混合して大腸菌に導入させ、培養させたところ、緑色に光るコロニーと黄色に光るコロニーの他に円形のコロニーの左半分が緑色、右半分が黄色となっているものがわずかですが見受けられました。単色に光るものは1種類しかプラスミドを取り込まなかった大腸菌が増えたもの、または2種類取り込んだがプラスミド不和合性により一方のプラスミドがコロニー全体で支配的になったものと考えられます。 では、一つのコロニーで2色となったのはどのような機構によるものでしょうか? 最初の分裂でたまたま左側に分裂した細胞にGFPのプラスミドが多く、右側にYFPのプラスミドが多く入っており、それぞれの側で拡大して行ったということなのでしょうか? 自分の専門ではないですし、基本的な間違いがあるかも知れません。お教えいただければ幸いです。
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noname#194289
回答No.1
指導教員の方に質問するのが良いと思います。
お礼
ありがとうございます。 指導教員の方に質問してみたのですが、これまで複数のプラスミドが細胞に入ることなどを想定したことがなく、詳しいことは分からないということなのでここで質問させていただきました。 個人的にいろいろと調べてみたところ、プラスミド不和合性の機構については一応納得できる答えが得られました。しかし、それでコロニーが単色になったり2色になったりすることを説明できるかというとそうでもなさそうです。今回の実験だけではなんとも言えないというのが本当のところなのかも知れません。