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戦国武将が戦いの前にする「名乗り?」文句について
時代劇などで「やあやあ我こそは~」という名乗りのような文句をいう場面がありますが、あれをなんと言うのか、どのような内容のことをいうのか知りたいのです。詳しい方よろしくお願いします。
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noname#113190
回答No.1
「名乗り」でよいと思います。 楠木正成や足利尊氏の活躍した、太平記の時代までは行われ、自分の姓名や家系などを大音声で敵味方に知らしめてから戦に入ります。 名乗りを上げている間は矢を打ってはいけないしきたりでしたが、元寇はそんなことは知りませんから、名乗りの間に日本の武士はばたばたと討ち取られ、戦国時代に集団戦に移行すると廃れてしまいました。
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noname#113190
回答No.3
補足しますと、名乗りは自分の姓名、身分、出身地、主張などを言い合います。 「やあやあ、吾こそは三河の国の住人、足助次郎重範なり。 畏くも一天万乗の君(後醍醐天皇)の勅命により、朝敵を征伐するためにここに参った。」というようにやります。 これは誰が誰を討ったかを皆の前で明らかにして、恩賞を貰うときの証にするためで、戦国時代に入るとこういった習慣は廃れ、証として首を切って主君にさし出し、首実検により恩賞を決めたり、耳を切り取ったり、同朋の証言を証にするようになりました。
noname#126060
回答No.2
よく「戦国武将は名乗りを上げてから」と書かれていますが、実は「名乗り」は平安末期~鎌倉時代の作法。 源義経でさえすでに奇襲戦法をとっており(もちろん卑怯呼ばわりされましたが)、戦国中期、鉄砲隊が現れる頃にはもう「名乗り」を上げている場合ではなかったのです。 http://www.uraken.net/rekishi/reki-nihon003.html
お礼
ご丁寧な回答ありがとうございました。