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蛍光実験について
僕は今、蛍光実験をしているのですが、それでわからないことがあるので、どなたか教えていただけないでしょうか? W線と、Cu板に蛍光塗料がぬってあり、W線には電流を流し、銅板には高電圧をかけれるようになっています。(W線と銅板は同じ真空状態を維持できる実験装置に入っており、Cuには電圧だけをかけれるようになっていて、W線には電流を流して発光するようになっています) 僕の理論では、W線に電流をかけると発光して、電子が飛び出し、これが蛍光塗料にあたって、電子を吸収し、その分子・イオンが電子励起され、ふたたび光を放出して基底状態にもどるので蛍光するのだと思っています。 だから、W線に一定以上の強さの電流を流さないと蛍光が光らないのは電子の量が足りないからだとおもうのです。 しかし、実際には銅板のほうにも1000Vぐらいの高電圧をかけないと蛍光塗料が光らないのはなぜでしょうか? どなたか教えてください。お願いします。
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全体の装置のディメンジョン、配置が判りませんので、間違いかもしれませが一応回答してみます。 W線が電子線の線源となっており、Cu板がその引き出し電極になっているのではないでしょうか。W線に電流を流すと当然高温になりますが、それだけでは熱電子は外部へ放出されませんよね。白熱電灯が電子線源にならないのと同じ事です。 ご質問の装置は白熱電灯ではなく、二極の真空管になっており、W線が陰極、Cu版が陽極になっていると思います。この電子線にたたかれた蛍光材料が発光している(ブラウン管と同じ事)のではないでしょうか。 ANo.1のご回答と同じ事を言っているようですが。
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- ginlime
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励起する電子の運動量を増大させるためにバイアス電圧で加速させるのではないでしょうか。蛍光剤の発光の最低臨界量であるスレッシュルドeV=電子ボルトを確認下さい。
お礼
回答ありがとうございます。なるほど、銅板は電子を加速させるのですね。
お礼
回答ありがとうございます。 W線が陰極、Cu版が陽極になっているという考えは私もそうかなと思いました。 これでより理解できたように思います。