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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:海藻からの脂溶性物質の抽出について)
海藻からの脂溶性物質の抽出法と分離法
このQ&Aのポイント
- 海藻からの脂溶性物質の抽出には、粉砕した海藻をジクロロメタンとメタノールの混合溶液に浸す作業が行われます。その後、濾過するためにガラスウールを使用し、溶媒はN2ガスで蒸発させます。これにより、脂溶性物質が抽出されます。
- 分離法としては、抽出物をジペルテンと他の脂溶性物質に分けるためにFlorisilと呼ばれる物質を使用します。非極性化合物を抽出するためにヘキサンを使用し、ジテルペンアルコールを抽出するためにヘキサンとエチルエーテルの混合溶液を使用します。また、色素などの極性化合物を抽出するためにエーテルを使用します。
- ガラスウールで濾過する作業は、海藻の細かい粒子や不純物を取り除くために行われます。N2ガスで溶媒を蒸発させることにより、脂溶性物質のみが残ります。分離法では、異なる溶媒を使用することで、異なる化合物を抽出することができます。Florisilは吸着剤として作用し、目的の化合物を特異的に抽出できる特徴があります。
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noname#62864
回答No.1
1.脂溶性(有機溶媒に溶ける)物質をジクロロメタン:メタノール = 2:1 の溶液で溶かし出すのが抽出です。その溶液には、抽出された脂溶性物質が溶けていますが、海藻の粉末などの細かい固形物が紛れ込んでいるでしょうから、ろ過によってそれを除去しています。ろ過の際に、グラスウールを詰めた管でも通したのでしょう。 ジクロロメタンとメタノールはいずれも揮発性の(低沸点の)溶媒ですので、それに窒素ボンベなどから吹き出させた窒素の風をあてることによって、溶媒を気化させています。 結果的に、海藻に含まれていた、比較的高沸点で脂溶性の物質が残ります。 2は、カラムクロマトグラフィーと呼ばれる操作で、物質の極性に基づいて分離を行っています。a,b,cの比較では、aがもっとも溶出力の弱い溶媒で、これを流すと、極性の小さい物質のみが流出します。bでは中程度の極性のものが流出し、cでは極性の大きい物質が流出します。 この時点で、全ての物質が単離精製できているとは思えませんが、おおざっぱな分離ができていることになります。 実験というのは、言葉だけではなかなかイメージがわかないと思います。カラムクロマトグラフィーに関しては、検索すればWikipediaなど、いくつかのヒットがあるはずです。
お礼
丁寧な回答ありがとうございます。カラムクロマトグラフィーという名前は聞いたことがあったのですが、実際にどのような作業をするのかは知りませんでした。