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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:TLCの展開について)
TLCの展開について
このQ&Aのポイント
- TLCの展開結果を調査し、溶媒aと溶媒b、溶媒cにおいてそれぞれの展開結果が異なることを確認しました。
- 展開速度は物質の極性の差による相互作用によって説明できますが、点の上がり方の差についてはよくわかりません。
- ロ紙の吸着性は関係ないと思われますが、展開過程において物質の変化が起こっている可能性があります。具体的な反応や変化については不明です。
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質問者が選んだベストアンサー
それらの化合物のTLCスポットが尾を引く理由は、(1)、(2)のどちらでもありません。 (ちなみにこの現象はテーリングというそうです。そのまんまですが) 極性の高い物質ほどシリカゲル(Si-OH)との相互作用(主に水素結合)が強くなり、極性溶媒を流しても展開されにくいというのは理解されていると思いますが、フェノール性水酸基のように、酸性度の高い水素原子が含まれる物質をTLC上にスポットした場合、シリカゲル層に乗っかるだけでなく、奥まで浸透していきます。(シリカゲルも酸の一種なので、似たもの同士は仲がいいということですね) TLCは”薄層”といえど、ある程度の厚みはありますので、奥まで浸透した物質はそれだけシリカゲルとの接触が多くなり展開されにくく、逆に層の上部にあるものは本来のRf値まで展開される、という現象がおきます。 ちなみにカルボン酸をTLCで展開すると、ほとんどの溶媒でテーリングしてしまいます。
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- wareware55
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回答No.1
吸着と脱離の速度論的理由にもよる。 >(1)ロ紙の吸着性があらわれる場合 ろしだけじゃないよ、シリカでもアルミナでも当てはまることだよ
質問者
お礼
そうなんですか、知りませんでした。 ありがとうございます。
お礼
丁寧な回答ありがとうございます。 とても参考になりました。