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地球の自転速度について
地球の自転は現在は24時間ですが、大昔は24時間より早かったと聞きました。 ところで、人間のサーカディアンリズム(概日リズム)は25時間であり、自転速度より1時間遅くなっています。 では、 (1)人類が誕生したころの自転速度は一体一日何時間だったのですか? (2)少なくとも人類誕生のときは今より自転速度が速いはずなら、なぜサーカディアンリズムは25時間なのでしょうか? 23時間とかなら、昔のなごりで1時間くらい早いのか~と少し納得がいくのですが・・・ サーカディアンリズムが1時間遅く25時間ということは昔の自転は25時間だったの? おしえてください。
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>サーカディアンリズムが1時間遅く25時間ということは昔の自転は25時間だった? そういう問題ではないと思います。 人体の制御調節の仕組みの問題だと思います。 その(概日リズムの)時間を制御されるべき時間24時間より大きくしてあると、短く制御する仕組みがあればよいのです。 その(概日リズムの)時間を24時間ぐらいに同じにすると、短くする制御と長くする制御が必要になります。 短くする制御だけの方が、仕組みが簡単なのでそうなっているのだと思います。 変な例えをすると、 車のエンジンは何か一定な回転をしているものとします。 その回転を目的の回転より大きくしておけば、ブレーキだけあればいいです。 アクセルと言う仕組みがいらないで、簡単です。
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- sanori
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>>> よって、体温リズムを把握することである時刻に光照射を行うとその症例も治療可能ではないでしょうか? --- まさに、そういう治療法は、現実に存在します。 精神科医の講演で聞きました。 生活のリズムが乱れている人は、世の中に沢山いますが、 しかし、 異常に乱れている人というのは「病気」として扱うべきものなのだそうです。 そのような人は、入院して治療します。 まったくおっしゃるとおりの治療法でして、 決まった時間(朝)に、極めて明るい光を、その人に照射する、という「治療行為」を行うんだそうです。 こんなので「点数」になり、「医療費」になるのですから、阿呆くさいといえば阿呆くさいです。(笑) それから、 前回書き忘れましたが、 地球の自転速度の低下というのは、単調減少ではありません。 だから、時たま、不意打ち的(笑)に「うるう秒」というものが設定されます。 http://jjy.nict.go.jp/QandA/reference/leapsec-addendum.html たしか、今年の1月にも、1回あったような? 皆さんの腕時計も、その瞬間「1秒狂った」はずです。 あと、ご存知とは思いますが、 自転速度の減少の最大の要因は、潮の満ち引きによる摩擦ですが、 小さい要因としては、「自転自体による要因」、すなわち、大気との摩擦、(もしかしたらコアとの摩擦も?)は、あります。 なぜならば、 偏西風を吹かせてみたり、台風の渦の方向を決めたりというエネルギーは、「コリオリの力」によるものですが、 それは、 コリオリさんの力 ではなく 地球さんの力 だからです。 つまり、 そういう気象現象を起こすことというのは、それと引き換えに地球自身の自転速度(回転エネルギー)を下げています。 エネルギー保存の法則は、絶対です。
お礼
ありがとうございます。 自転速度の減少が単調減少ではないのなら、一体人類誕生のころの自転周期が何時間だったのか? 結局わからなくなりました。1分ほど長かったという回答で納得していましたが、・・・ 実際はわかりようがないということで解釈してもよろしいでしょうか?
- sanori
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もしも概日リズムが24時間より少なければ、こういうことが起こります。 ・22時に眠たくなったので寝た。 ・5時に起きた。 ・6時に日が昇った。 ・18時に日が沈んだ。 ・21時に眠たくなったので寝た。 ・4時に起きた。 ・6時に日が昇った。 ・18時に日が沈んだ。 ・20時に眠たくなったので寝た。 ・3時に起きた ・6時に日が昇った ・・・
補足
自転が24時間周期なのに対し、その症例は23時間周期の睡眠ー覚醒周期ということですね。 実際には、高齢になると概日リズムの内因性周期が短縮することもあります。 ちなみに、深部体温の最低点の後半の時刻に光を浴びるとリズムの位相を1時間早めることができるそうですが、(だから普通24時間リズム)深部体温の最高点の後半に光を浴びると、リズムの位相は遅れます。 よって、体温リズムを把握することである時刻に光照射を行うとその症例も治療可能ではないでしょうか?
- Tacosan
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#3 です. ふと思ったのですが, 今 25時間周期だとして, 昔 (例えば 1日 = 22時間だった時代) には周期はどうなっていたんでしょうかね? そのときにも 25時間周期だとしたら「25時間」に何らかの意味があるということでしょうし, そのときは 23時間周期だとしたら「25時間」ではなく「1日とちょっと」に意味があるということでしょうから.
補足
体内時計の周期は外界の刺激(光)がなければ約25時間に固定していきます。 もし、今25時間の自転周期なら位相を変化させるための光刺激を相殺するように他の要因(リズム同調因子)が働くと思います。・・・仮説 もし、22時間の自転周期ならそれはそれで体内時計が23時間にセットされているようになるのかもしれませんね。・・・仮説 ヒトの体内時計は視床下部視交叉上核にあります。そこに時計遺伝子があり適応した周期で振動を発しているみたいです。 多分、そのときの自転周期に生物は適応するのでしょう。と勝手に思います。
- Hayashi_Trek
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#2 ですが、逆でした。 今より、「1日が1分短かった」の間違いです。
お礼
ありがとうございます。そうですよね。
- Tacosan
- ベストアンサー率23% (3656/15482)
(2) については, まず次のことを確認しておきましょう: まず, 人間 (や他の生物) が持っているリズムは 1通りではありません. その中には, 現在の 1日 (= 24時間) より明らかに長いものから明らかに短いものまであります. そのうち, 1日に近いものを特に「サーカディアン」と呼んでいます. えっと, 1日より長いものが「インフラディアン」, 短いものが「ウルトラディアン」だそうです. で, なぜ「サーカディアンリズムが 25時間か」というと... 実はこの質問は, 次の 2つの点で意味がありません: 1.実際にはサーカディアンリズムの中にも「1日よりちょっと短いもの」から「1日よりちょっと長いもの」まであります. 2.いろいろな実験から「25時間の周期」が多く発見されて, これがほぼ 1日なので「サーカディアン」と呼ばれるわけです. まとめると, 「25時間の周期だからサーカディアンリズムと呼ばれる」
お礼
ありがとうございました。 サーカディアンリズムの意味がわかりました。 体内時計といわれる深部体温リズムやメラトニンリズムなどはサーカディアンリズムということになりますね。
- Hayashi_Trek
- ベストアンサー率44% (366/818)
地球の自転速度は、月の影響で段々遅くなっています。 最近(数千万年)は、1億年で1日が20分長くなるらしいので、 人類発生時の500万年前は、今より1分長かったことになります。
お礼
人類誕生は500万年前ですね。そのころは1分程度今より長かった程度ですね。ありがとうございます。
- dinthed17
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人類の起源が500万年前。 自転速度の低下が50年に0.0001秒。 として計算をすると1年につき10秒長くなっています。 10秒を1年の365で割って1日あたり0.0274秒。 つまり、人類の誕生時と比較をして現在は1日の長さが 0.0274秒長くなっていることになります。 精密時計よりもごくごくわずかな差ですね。 人間の体内時計が25時間ほどに設定をされているのは、 運動や日光浴によって体内時間の進みが早まるためです。 そのため、もし24時間に設定をされていたら活動が できなくなってしまいます。
補足
2についての回答は納得です。そうですね!25時間のリズムだからこそ、運動や、光によって1時間早まることで自然に修正されて24時間となりますね! とても参考になりました。 しかし1については、・・・大昔は地球は公転速度は今よりはるかに早かったみたいだから・・・その影響で自転速度も影響するのでは?つまり単純計算のとおりでしょうか?
お礼
なるほど。ブレーキの例えがわかりやすくてよかったです。 どうもありがとうございました。