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地球の自転の遅れについて
先日、イギリスBBC制作の番組で地球誕生から見ると自転速度が遅くなっていると言っていました。太古の昔、1日は21時間、従って1年は365日より50日ぐらい増える計算になるとのことでした。 その理由を私が聞き逃したのかも知れませんが、説明がなかったように思います。将来もそうなっていくのか、といっても100万年で数秒単位の世界ですから取るに足らない杞憂に過ぎませんが、どなたかご存知でしたら教えてください。太陽と他の惑星間との複雑な重力絡みのものなのか、地球自身の例えば人口の増加による(そんな幼稚な理由ではないと思いますが)ものなのか、興味があります。
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それは、月の重力が作用するからなんですね。月は地球の質量を考えると、例外的なほど大きな衛星です(そのため、通常でない原因で衛星になったと考えられているけど、それは別の話)。 地球上での固定した視点からすると、月は地球の周りを回っています。そのため、潮の満ち引きが起こります。そのため海水の移動が起こり、海水同士で、あるいは海水と海底とで摩擦が起こります。 この摩擦のため、地球は月が周りを回るたびに自転が遅くなります。月はと言うと、だんだん地球から遠ざかり、地球を回る公転周期が長くなっていきます。それが、ほんの少しずつですが、毎日起こっています。 今から数十億年の後、ついに地球の自転速度と、月の公転速度が一致するようになります。空の同じ位置に月があり続けるようになるわけです。それ以降は、もう潮の満ち引きが起こりませんので、地球の自転は遅くならず、月の公転周期も長くならなくなります。 しかし、そのときには太陽が赤色巨星となり、地球の公転軌道まで膨れ上がっているでしょうね。当然、人類は、それよりずっと早くに他の恒星の適当な惑星に逃げ出しているはずです。残念ながら、空の同じ位置にあり続ける月を見ることはないでしょう。
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- あずき なな(@azuki-7)
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海水の摩擦と月の引力がブレーキになってます 地球に海がなければ自転はもっと早かったでしょうね 月は徐々に地球から離れてますから 数億年後には地球の自転は早まってるかもしれませんよ
- Tacosan
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基本的に月のせい.
- m0r1_2006
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潮の満ち引きで,エネルギーをロスするので, 地球の自転は遅くなり,月は地球から離れる.つまり,月はゆっくり公転する. 地球が太陽からも離れるはずだけど,そちらの記述は 見たこと無い.
- bardfish
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http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%87%AA%E8%BB%A2#.E5.9C.B0.E7.90.83.E3.81.AE.E8.87.AA.E8.BB.A2 大地震で自転速度が速くなるというのは初耳でした。
- e_16
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お礼
質問早々、大勢の方から回答戴きありがとうございました。これからも月の公転周期と同期するまで遅くなり続けるのですね。ずーっと、ずーっと先ですが24時間が30日ぐらいになるということですか。 月は我々にとって関わりの深い天体なのですね。