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連体詞の働きについて

「顔の大きな人がいる。」という文の、「顔の」と「大きな」との文節相互の関係は、主述の関係で良いのでしょうか。 それ以外の可能性は考えられないし、成分的には「顔の大きな」という連文節で、「人が」という文全体における主語に係る連体修飾部となっているということで問題ないとは思うのですが。 ただ「連体詞」に「述語」という言葉を使うことに違和感を感じたので、質問した次第です。 特に、学校文法の観点からお教えいただければ幸いです。

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noname#160411
noname#160411
回答No.4

小学館「国語大辞典」より引用です。 おおきな【大きな】《連体》(形容動詞「おおき(なり)」の連体形から。室町時代以後の語。なお、「声の大きな人」のように述語にもなり得るところから、連体詞とせず、連体形だけの形容動詞とする説もある) とのことです。「形容動詞の連体形(大きなる)→連体詞(大きな)」という変化に伴うものらしいので、学校(口語)文法だけでは説明がつかないのではないでしょうか。

kyouzaiya-k
質問者

お礼

なるほど。学校文法では説明がつかないと・・・それが妥当ですね。それより先は、自分で資料をあさって調べるしかないですね。

その他の回答 (3)

  • Tacosan
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回答No.3

#2 です. あ, 「大きい」じゃなくて「大きな」ですね. すみません. ただ, なんとなくこの関連がひっかかるんですが... どうなんでしょう?

kyouzaiya-k
質問者

補足

「大きな」は文語の形容動詞「大きなり」の連体形からきた言葉のようです。連体詞は、下例のように、他の品詞からきたものが多く、文法最前線ではいろいろ異説もあるようです。 この→指示代名詞「こ」+格助詞「の」 ある→動詞「ある」から派生

  • Tacosan
  • ベストアンサー率23% (3656/15482)
回答No.2

えっと, 「大きな」って連体詞だっけ? 形容詞連体形じゃなく?

  • banzaiA
  • ベストアンサー率16% (100/595)
回答No.1

>主述の関係で良いのでしょうか。 >それ以外の可能性は考えられないし どうして主述以外の可能性は考えられないのですか? 「の」は連体格の「の」でしょう。

kyouzaiya-k
質問者

補足

早速のご回答ありがとうございます。ただ、質問における私の説明が足りなかったようで、失礼しました。 以下に詳しく述べますので、ご覧ください。 学校文法(中学校で学ぶ口語文法。橋本文法を基準としているとされる)では、格助詞「の」は、次の三つに分けられます。 1 連体修飾語を作る 彼は学校の誉れだ。 2 部分の主語を作る 父の描いた絵。 3 体言の代用    そこにいるのはだれ。 さて、2の「部分の主語を作る「の」」は、下例のように用言に係り、「が」に置き換えられることを特徴としています。 4 父の描いた絵。→父が描いた絵。 5 顔のきれいな人。→顔がきれいな人。 6 足の速い少年。→足が速い少年。 以上は、順に「描く」「きれいだ」「速い」という用言に係っているので、主述の関係と称しても違和感を感じません。 「顔の大きな人」の場合も、「顔の」が係るのは「大きな」以外考えられず(「顔の→人」という係り受けはありえませんよね。何が大きいのかといえば、顔以外ありえないのですから)、また、「顔が大きな人」ともいえるので、「顔の」と「大きな」が主述の関係にあるのはまちがいないと思うのです。 ところが、「大きな」のような連体詞は、専ら連体修飾語になるとされているので、他の用言と同様に扱っても妥当なのか、ということをお尋ねしたかったのです。 以上です。

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