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朝永振一郎博士のくりこみ理論についての良書
大学3年生で、物理を専攻している者です。 朝永振一郎博士のくりこみ理論に興味を抱いているのですが、良い参考文献をご存知の方がいらっしゃったらご教授ください。
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質問者が選んだベストアンサー
くりこみ理論を含む量子電気力学の古典的論文を集めたものとして J. Schwinger ed.: Quantum Electrodynamics (Dover) が有名です。湯川秀樹や朝永振一郎は当時教科書がなかったため原論文で勉強したそうです。しかし現代の我々はそんなに昔の論文を読む必要はないし、その後の研究でなされたことを知らなければならないと私は思っています。くりこみ理論の参考書として Collins: Renormalization (Cambridge) などはいかがでしょう。次元正則化の方法でくりこみ可能性の議論、くりこみ群、演算子積展開、ゲージ場の繰り込み、量子異常などが説明されています。正則化は現在ではPauli-Villarsではなく、'tHooft-Veltmanの次元正則化で行われることが多くなっています(朝永のときはPauli-Villarsもなかったはずだからどうやったのだろう)。より最近の研究に関しては参考URLの総合報告などをご参照下さい
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- ojisan7
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回答No.1
「科学技術振興機構」でノーベル賞論文のネット公開をしていますのでそちらをご覧下さい。ちなみに、ノーベル賞第一論文は、下記URLになります。 http://www.journalarchive.jst.go.jp/jnlpdf.php?cdjournal=ptp1946&cdvol=1&noissue=3&startpage=83
質問者
お礼
これらの論文については授業で既に学びました。 回答ありがとうございます。
お礼
ありがとうございます。 附属図書館の文献検索システムで探してみます。