言い忘れたところを前の方が一部書いてますが
ギルドは中世から近世にかけて存在したもので
近代に入ると解体されます。
これは脱封建主義改革の一環で、
要するに自由経済へ移行していったということです。
ギルドは保守的・排他的な特徴をもっていて、
業界の独占・寡占状態で儲けたり
利益確保する団体なので、自由経済の妨げになるということで
フランス革命などでもまっさきに行われたことのひとつです。
だかが19世紀以降はギルドは(一般に)存在しなくなります。
20世紀になると独占禁止法などが各国で法整備されますから
ギルドとその後の似たような団体は
存在自体が違法となるわけです。
組合の言う利益とは、権利と言い換えたほうがいいかもしれません。
権利保護です。
だからギルドとはまったく異質。
団体交渉や、選挙運動などが主な活動で、
彼らの対話対象は、個別の事業者・雇用者とか行政とかです。
ギルドの場合、その国(あるいは町)の業界全体を支配するわけで、
決まりを破ったものへの制裁や、新規参入の妨害など
ややヤクザ的性格もあるので、
ゲーム、小説や映画などで
たまにギルドが悪の組織として登場することがあるわけです。
ま、実際にはほとんどの場合、ただの商工会にといっていいんですが。
お礼
回答ありがとうございます ^^ そうなんですか・・・ やっぱり時代背景も理解しないとダメなんですね・・・・。 そうなんですよ! ギルドで検索すると、ゲームの話ばっかり!検索できないんですよ! >< どうしていいか困ってしまって質問したんです・・・・。 気になってたモヤモヤがとれてすっきりしました。 ありがとうございました。m(__)m