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吸光光度計について
標準アルブミン溶液で0.2、0.4、0.6、0.8%のものを作成したのですが、吸光光度計で吸光度を求めるときに0.2%と0.8%のものは全量を5.0mlとしたのに、0.4%と0.6%のものは全量を2.5mlとしました。そのことによってどの程度誤差が抑えられますか? 教えてください!!
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- mojitto
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もう質問の答えは出てしまっているので、アドバイスです。 今回の標準液の作り方はあまりいいとは言えません。 というのは4種類の標準液に対して、溶質をそれぞれ4回計量しているからです。4回計量しているということは、計量誤差も4回存在します。 できることなら0.8%の標準液を多めに(もちろん事前に計算をして)調製して、それを0.6、0.4、0.2とそれぞれ希釈した方がよりよいでしょう。そうすればあなたの方法より計量回数は3回減りますし、希釈さえ正確にすれば綺麗な検量線を得ることができます。 例えば各5mlずつ作るとすれば、 0.8%を12.5ml作成します。(これをaとする) aを3.75ml採り、全量を5mlにすれば0.6% 5ml aを2.5ml採り、全量を5mlにすれば0.4% 5ml aを1.25ml採り、全量を5mlにすれば0.2% 5ml aの残りは0.8% 5mlといった感じです。 実際にはaを14ml程度調製すると失敗しても安心ですね。 誤差は全量でなく、調製の回数に大きく依存しています。なるべく計る回数を少なく要領よく作ってください ちなみに量が多少足らなくても、光度計にセットする時点でセルを少し浮かせて光路を調整すれば多少足らなくても測定は可能です。あまり関心できるやり方ではないのですが…
- c80s3xxx
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そもそも,そういう標準液の作り方は感心しないのですが,その点は横に置いておいて,こういうことを考えてみましょう. 原液は同じものを使っているので,その濃度誤差は考えないものとします. アルブミン原液を取るときに,その体積に仮に ±10% の誤差が入りうるとします.さらに,これに水を加えるわけですが,その体積にも ±10% の誤差が入るとします. 結果的にできた溶液の濃度は,最大と最低でどのくらいになりますか. 希釈の仕方を変えた場合についても,どのようになるか試算してみてください.
- MIYD
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全量とは何をさしているのですか? キュベットに5mlと2.5mlを入れたというのでしたら、 (そんな大きいキュベットを使ったことがありませんが) キュベットの光路が2.5mlの液面よりも上も通るのでしたら、 誤差が生じます。 液面よりも十分下を通っているのでしたら、 上への散乱光が、余分に入っているアルブミン溶液によって 反射して誤差を生じさせることはほとんどないと思います。 そもそもなぜ使用する標準液の全量を変えることによって 誤差が"抑えられる"と考えているのですか?
補足
ありがとうございます。質問内容が足りなくてごめんなさい!! 全量とは、アルブミン酸と脱イオン水を混ぜた時の全量で、それぞれの標準アルブミン溶液を以下のように作成しました。 0.2%→1.0mlのアルブミン溶液と4.0mlの脱イオン水 0.4%→1.0mlのアルブミン溶液と1.5mlの脱イオン水 0.6%→1.5mlのアルブミン溶液と1.0mlの脱イオン水 0.8%→4.0mlのアルブミン溶液と1.0mlの脱イオン水 これらを作成して、それぞれ1mlに試薬を入れて、色の濃さから吸光光度計を用いてきゅ吸光度の測定をします。このことでどの程度誤差が抑えられるか考えようという課題が出たので、質問しました。
お礼
ありがとうございます。助かりました★ アルブミン原液それぞれの体積に±10%と、水の体積に±10%の誤差をかけて、そこから濃度を求めればいいんですね。それで-10%のときが最低、+10%のときが最高の濃度、ということですよね。