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気体が外部にした仕事における、ΔVについて。
高校物理を勉強しております。 W'=p*ΔVにおける、「体積の増加量」について質問があります。 ”始め、温度100°Cのお湯2gがピストンの中に封入してあり、加熱することによってこれを全て蒸発させ、同温度の水蒸気をある体積得た”という状況で、気体が外部にした仕事を求める際、始めのお湯2gの体積は考慮するのでしょうか? ある問題の解答を見ると、ΔV=(水蒸気になった時の体積)-(お湯の体積)として計算されております。 しかし、どうも納得いかないのです。 ヒントなどございましたら、よろしくお願いいたします。
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noname#21219
回答No.2
厳密には考慮する必要はあるでしょうね。 ただ、2gの水が水蒸気になると、体積は 外圧を1atmとして、V=2/18・0.082・373=3400[cm^3] ですけど、液体のお湯2gは2[cm^3]だから、 1700倍です。普通は無視するでしょうね。 無視して解かせる問題も多々あるかと思います。
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- ElectricGamo
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回答No.1
仕事の定義に戻って考えましょう。 ピストンの面積をSとすると、ピストンに加わる力は F=p×Sと書けます。ピストンが動いた距離をΔxとすると、仕事は力×動いた距離ですので W'=F×Δx となります。これを変形した結果、 W'=F×Δx=(p×S)×Δx=p×(S×Δx)=p×ΔV が出てきます。ここで、ΔVはピストンが“動いた”ことによる体積の増加分ですので、 ΔV=(水蒸気になった時の体積)-(お湯の体積) として計算して間違いありません。
質問者
お礼
ΔVは、「ピストンが“動いた”ことによる体積の増加分」と考えれば良いのですね!納得できました。 この度はどうもありがとうございました!
お礼
なるほど。厳密には考慮するが、無視できる範囲内にあると考えれば良いわけですね! どうもありがとうございました!