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草と木の違いは何でしょうか。
標題の質問ですが少し気になっていますので分かる方教えて下さい。できれば 下記1-4を先に選んで、その後に回答頂ければ幸いです。(1.を選んだ方は**も埋めて下さい) 1.明確な定義がある(**学の分野では) 2.一般的にこう思われている 3.実は違いなどない 4.よく分からないが下記と思う
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- ramurame
- ベストアンサー率60% (130/216)
木:木本の植物 草:草本 程度のことは「広辞苑」にも載ってます。 俗称か学術的な言い回しかという違いだけで、中身は全く同じ物です。 >「草本・木本」は分類があると思いますが「草・木」については、 >結局は「見た目」なのじゃないでしょうか は 「草・木」は分類があると思いますが「草本・木本」については、 結局は「見た目」なのじゃないでしょうか と言っているのと同然です。 それと、フジは、木本です。ご参考まで。
- nozomi500
- ベストアンサー率15% (594/3954)
「ジャックと豆の木」の話があります。マメってのは草本ですが、これは木か? フジもマメ科ですが、あれは木みたいになっていて、たぶん、切ったら年輪もあるだろうな。でも「多年生草本」でしょう。でも、「藤の木」って言いますね。 「草本・木本」は分類があると思いますが「草・木」については、 結局は「見た目」なのじゃないでしょうか。(「やさい、くだもの」みたいに)
お礼
解説ありがとうございます。大変勉強になります。 植物の分類をみますと同一の種類で草本、木本の物があります。(マメ科、バラ科、ミカン科など) (http://www.alpha-net.ne.jp/users2/kotam/PhotoPage/syuindex.htmlで 見ました) これは植物の進化と草本、木本はあまり関係なくということですね。 また、草本木本は誰が決めるのでしょうか。発見者または学者の人が見た目で決 めるのでしょうか。それとも一般的な定義があって普通の人が分類できるのでし ょうか。
- ramurame
- ベストアンサー率60% (130/216)
番号は選びにくいですが。 岩波「生物学事典」第4版によると 草本: 木部があまり発達しない草質、多肉質の茎を持ち、地上部は多くは一年で枯れる植物体。 しかし、地下茎が発達して、二年生・多年生のものや常緑のものもある。 木本: 茎および根において肥大成長により多量の木部を形成し、その細胞壁の多くが木化して強固になっている植物。 とあります。 また、土橋豊氏著「ビジュアル園芸・植物用語辞典」によると 草本: 維管束の木部があまり発達しないで、多肉で柔らかい草質の茎がある植物。 木本: 維管束の木部がよく発達してかたい丈夫な茎を持つ植物。 とあります。 簡潔に、土橋氏のように、木部が発達しているか、いないかで区別できると思います。 サボテンは、形態的特徴から多肉植物と呼ばれるのであって、草本か木本かと言われたら、草本ではないでしょうか。
お礼
解説ありがとうございます。大変勉強になります。 植物の分類をみますと同一の種類で草本、木本の物があります。(マメ科、バラ科、ミカン科など) (http://www.alpha-net.ne.jp/users2/kotam/PhotoPage/syuindex.htmlで 見ました) これは植物の進化と草本、木本はあまり関係なくということですね。 また、草本木本は誰が決めるのでしょうか。発見者または学者の人が見た目で決 めるのでしょうか。それとも一般的な定義があって普通の人が分類できるのでし ょうか。
補足について。 竜舌蘭も種類が多くドンゴロス(最近見かけませんが)の材料になるエネケンやテキーラの原料になるアガペ・アスールは一見して草の仲間と分かりますが、樹液からドブロクを作るマゲイという種類は人が乗っても折れないほどの枝葉をつけ、一見木の仲間に見えます。kawakawaさんご指摘の形成層の話はその通りですが、その結果として目に見える年輪ですから、素人向けには年輪でよいと思います。南洋の木も日本で育てれば年輪が出来ると思いますよ。
お礼
解説ありがとうございます。大変勉強になります。 植物の分類をみますと同一の種類で草本、木本の物があります。(マメ科、バラ科、ミカン科など) (http://www.alpha-net.ne.jp/users2/kotam/PhotoPage/syuindex.htmlで 見ました) これは植物の進化と草本、木本はあまり関係なくということですね。 また、草本木本は誰が決めるのでしょうか。発見者または学者の人が見た目で決 めるのでしょうか。それとも一般的な定義があって普通の人が分類できるのでし ょうか。
- kawakawa
- ベストアンサー率41% (1452/3497)
再登場です。 まず,肥大成長は年輪と異なります。 樹木の場合だと樹皮の近く,コルク層,一次皮層や二次皮層の内側に形成層という発達の盛んな部分があり,それが外側に向かって成長をして太るということです。 熱帯植物などで年輪のない木がたくさありますが,これは,生育条件が悪く(寒い時期)て成長が止まった時期がなかったということを示すものです(年輪を調べると,過去の気候等も知ることができるのは,その年の成長度がわかるからですネ)。 草の仲間では蔓性のものなどが肥大成長をする代表的なものですネ。 開花後に枯死することと,開花結実後に枯死することはかなり異なりますが,それはそれとして‥ 結実後直ちに枯死するとはかぎりません。その年の生育条件の限界まで生き続けてから枯死すると考えればご理解いただけるでしょうか? あと,サボテンのような多肉植物は植物としてはかなり特殊なものですネ。アロエも一般家庭にあるような小さな種類だけではなく高さ数メートルの木になる種類がたくさなります。これらは草と考えるよりも‥やはり多肉植物という別のカテゴリーとして認識してしまいますネ。 以上kawakawaでした
お礼
解説ありがとうございます。大変勉強になります。 植物の分類をみますと同一の種類で草本、木本の物があります。(マメ科、バラ科、ミカン科など) (http://www.alpha-net.ne.jp/users2/kotam/PhotoPage/syuindex.htmlで 見ました) これは植物の進化と草本、木本はあまり関係なくということですね。 また、草本木本は誰が決めるのでしょうか。発見者または学者の人が見た目で決 めるのでしょうか。それとも一般的な定義があって普通の人が分類できるのでし ょうか。
- wantoko
- ベストアンサー率0% (0/1)
以前植物学の本を読んでいてみつけた定義ですが 1.木は肥大生長するが草本はしない。 2.草本、木本ともセルロースは存在するが、木本にはリグニンという特有の物 質が含まれる。 とのことでした。 また、茎が太くなるということと肥大成長するということは同義ではないとのことでした。
お礼
草を草本、木を木本ということ。ここで聞いて初めてしりました。 またリグニンについても初めて伺い、ホームページで色々調べて回る 事ができました。 まさに勉強といった感じで大変為になりました。有り難うございました。
草と木を分けるもの・・我々にもっともわかり易い違いは草には年輪が無いことではないでしょうか。 アルゼンチンのパンパ(大草原地帯)に育つオンブーという木があり、風除け、日除け、農地の境界線の印として、ほとんど木のない草原で人々に親しまれています。樹高が10~15メートル、直径が最大20メートルにもなる巨木ですが、植物学者は巨大な草だといっています。最大の理由は年輪がなく木材としては価値がないことです。 Ombu 学名:Phytolacca dioica
お礼
明快なご回答ありがとうございます。 草には年輪が無く、木にはある。これは皆様が言われている木は肥大成長する との事ですね。 バンパの紹介大変ありがとうございました。インターネットでいろいろ調べて とてもおもしろかったです。是非実物にお目にかかりたいですね。 ところで、我がワイフが言うには椰子やシュロには年輪がないらしいとの事で す。あれは木のように見えますが草の一種という分類ですね。 また竜舌蘭の仲間は年輪のある木のようになるらしいですが、一度花がさくと 枯れてしまうらしいです。(これは#1、#2の方とは別の分類方法だからで しょうか)
- kawakawa
- ベストアンサー率41% (1452/3497)
そうですネ‥ 植物学的な区別としては草本でないものが木本であるということになってしまい答えになりませんし‥ 生物学的に一般的に言われている区別というのは,どうも矛盾があって納得行きかねます。木化する草も非常にたくさんあります。肥大成長する草は,これも数え切れないくらいありますからネ。 ということで,提示されている番号としては4とするしかないのでしょうか‥ 本当は5番として『自分なりに非常に自信がある』という番号があればよいのですが‥ 開花し,結実することによって地上部(1年草の場合は地下部も)が枯死する性質を持つものを草と定義して考えています。 例えば,竹は草か木かと考えたとき‥ 60年~100年に一度花を咲かせ,実をつけて枯れてしまうという性質から,竹は草であると分類できると考えています。何十年と地上部が成長し続ける草もあるわけですネ。 以上kawakawaでした
お礼
ご回答ありがとうございます。 ”肥大成長”とは調べた所によると年輪ができる物との事でしょうか。(自信 なし。違っていればご教授願います) 肥大成長する草のような物がたくさんあるとは(実は私はありそうな気がして ますが、具体例を挙げていただければ幸いです) 家の近所のサルビアと朝鮮朝顔はは毎年枯れることもないので、もしかすると 肥大成長しているかもしれないと思っています 開花結実でかれる物との回答に関しては#1に対する回答を参照願います。
- edi_nazo
- ベストアンサー率31% (30/96)
一度花が咲くと、そのまま地上部分が枯れてしまうのが草で、枯れずに翌年また翌年と、何度も花を咲かせるのが木であるということらしいです。 ほかにも茎が太らないのが草で成長とともに太っていくのが木だそうです。
お礼
ご回答感謝いたします。 私は素人なので、考えた事も無かったかいとうですが、おっしゃる事はなるほどと おもいました。 竹やセンチュリープラントも草ですね。 しかし、花が咲いても枯れない草のような物は結構ありませんか? 回答にけちを付けるようで大変申し訳ありません。 下記は自信ありです ラン:カトレア、シンビジュウムは家にありますが、花が咲いた後も絶対枯れ ません。 アロエ:家にありますが、毎年花が咲きますが枯れた事はないような気がしま す。 サボテン:近所にシャコ葉サボテンがありますが咲いたあと枯れたような気が しません。 下記は自信なし いちご:実家は農家ですが、花が咲いて実がなったあとかれるのではなく、冬の 寒さでかれるような気がします ふき:ふきのとうが出たあとじゃんじゃん生えてくるような気がします にら、ゆり、スイセンなんかも花が咲いたあとも元気なような気がしますか れんげ:花が咲いたあとはかれるのかな?
お礼
解説ありがとうございます。大変勉強になります。 植物の分類をみますと同一の種類で草本、木本の物があります。(マメ科、バラ科、ミカン科など) (http://www.alpha-net.ne.jp/users2/kotam/PhotoPage/syuindex.htmlで 見ました) これは植物の進化と草本、木本はあまり関係なくということですね。 また、草本木本は誰が決めるのでしょうか。発見者または学者の人が見た目で決 めるのでしょうか。それとも一般的な定義があって普通の人が分類できるのでし ょうか。