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草と木のちがい
草と木は、どのように区別されるのでしょうか。 一般的に、専門的に、どちらでもけっこうですので教えて下さい。
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専門的には草と木はそれぞれ草本(そうほん)と木本(もくほん)として区別されています。シダ類はどちらにも属さず、シダ類(しだ植物)として分類されます。 草本の特徴としては、断面に年輪が無い、一般的に細胞が柔らかい。花が咲くと種子が出来て自然に枯死するものは全て草本。 木本は、休眠状態になっても幹(葉以外の地上部)は枯れない。 ということが思い浮かびますが、明確に区別できないものや一見木本でも詳細に調べると草本の特徴を備えている植物も地球上には多いです。 たとえば、桐という材木にされるような木でも分類上はキンギョソウなどと同じゴマノハグサ科の草本となるものなどがあります。桐と同じくらいの材の硬さを持つバルサという植物がありますが、こちらはパンヤ科の木本として分類されています。一概に地上部の硬さや見かけだけでは区別できません。 同じ科の植物でも草本と木本に分かれるとされるケースもあります。ユリ科がそのひとつですが、ユリ科はその大半が草本に分類されますが、植物の歴史の中でもかなり古い時代から分化を始めているため、分類の仕方については今でも議論されています。 ちなみに#1で登場する「多年性」という言葉は草本に対して使われるもので、花が咲いたり四季が一回りしても枯死しない性質のことです。たとえばイチゴ(バラ科)やチューリップ(ユリ科)は多年性草本です。
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- gramin
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草と木の違いについては、生態学的な定義と形態学的な定義があります。 生態学的には「耐性芽(厳しい季節を乗り越えるための越冬芽など)が地面より高いところにあるのが木」で、そうでない(つまり地下や地表に)のが草です。わかりやすくいうと地上にある茎を何年も使うのが木で、地上部は一年で使い捨てにするのが草です。 形態学的には「二次肥大成長をするのが木」で、そうでないのが草です。わかりやすくいうと茎で横方向の細胞分裂がおこり、茎があとから太く育つのが木です。#5の方が言われているのがこの定義です。 この2つの定義はほぼ一致するのですが、竹などの大型の単子葉植物は生態学的には木であり、形態学的には草ということになります。
- nozomi500
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過去質問あり。ご参照を。 「ジャックとマメの木」 「つる」でも巨大に成長すれば「木」なんだとか。 #2の回答で 「木質…」という定義を出されると、そのまえに「木」の定義がいるんじゃないか?と思いますが…。
木本の定義は「維管束形成層があり肥大成長する植物が木本」です。 ただ,この定義ですと,草本も条件によっては木本に定義されてしまいます。その辺の矛盾を追求したものが「つくば科学万博のトマトの木」です。トマトは草本ですが,条件さえ整えれば木のように成長し続けます。 妻はそれを見て何の不思議にも思わず「トマトは木」だと思っておりました。
- yan2014
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参考URLを >草と木は、どのように区別されるのでしょうか。 本当に見た目では分かりませんね。 草だとばかり思って植物図鑑をで調べれば木だったこともあります。
- tomatoketya
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身近な草木を想像しながら読んでください。 木は、【植物の中で、木質の幹を有するもの】。 草は、【植物の中で、木部があまり発達せず、地上の部分が柔らかいもの】。 です。
- masa0000
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こんばんは おそらく「幹」があってそこから枝葉が出ているものが「木」または「樹」だと思います。 多年生であることも「木」の条件だと思いますが・・・