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外国小説を日本語で翻訳
韓国の小説を翻訳しましたが、どこか間違ってるところや変なところがいっぱいあると思います。直してもらえませんか。ぜひお願いします。 やっと11日ぶりの電話だった。受話器の中のためらう声が夫のものだと確認したとたん、彼女の胸は石のようにコチコチになった。 11日ぶりの声に対する嬉しさより、そう、この電話もあのことのためだろうと思って恨めしさが、恨めしさよりもっと固い忌々しい気持ちがこみ上げるのだった。 「どうしたの?」 「連絡もらったかい。」 「どんな連絡?」 「家族実践委員会のことだよ。あんたも来るだろう。それから、チャン・ミョンスさんの奥さんに連絡取れないんだけど、あんた、あのうち知らない?ちょっと暇だったら......」 受話器を持っている彼女の指先がブルブル震えていた。止まることを知らない怒りが湧き起こるのは、それでも夫に対する一抹の期待感のためだったかもしれない。言い訳しようと電話したのかよ。すまない一言ぐらいは言われると思っていたのに。彼女は抑えきれない怒りで涙ぐんだ。 「ヒジニが病気なのよ。」 彼女は夫の言葉を無視して言った。 「病院に行かないと」 「病院に行くのが急用じゃなかったら......」 「子どもが病気だって言ってるのにこれより急ぐべきことがある?あんたはいつもあんたのことばかり重要なの?ヒジニが私一人で生んだの?」 「お母さん!」 「知らないってば、切るわよ!」 放り投げるように受話器を置いて彼女はしゃがんで膝を抱えた。泣き声のような、湧き上がるあがきのような感情のたぎりを抑えるため,彼女はきゅっと目を閉じて上唇を噛んだ。 もともとそんな人だと分かっていたものの、ひどすぎるなと思った。彼はやってることが捗らなくてうちに帰りそうもないと最後に言ってから、11日間ずっと何の音沙汰もなかったのだ。
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- bakansky
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私は文章の専門家でも何でもない素人ですが、それでも「うまいなぁ」と思いました。見事に日本語になっています。 ただ、部分的に、私ならこう書くな、という部分がありました。 部分だけを書き直すと、全体としてちぐはぐになりそうなので、私の書き方で書き直してみました。なるべく質問者さまの文体を踏襲しようとしましたが、少し自分の書き方の方を優先させた部分もあります。 受話器からもれるためらうような声。11日ぶりに聞く夫の声だった。今頃になって、やっと掛けてきた。しかし、彼女の心は石のように固くなった。 11日ぶりに声を聞いてホッとするよりも、この電話はあのことを伝えるためだろうと思うと恨めしかった。いや、忌々しい気持ちにさえなった。 「あなた、どうしてたの」 「連絡はあったか」 「何の連絡?」 「家族実践委員会だよ。お前も行くだろ? それから、チャン・ミョンスさんの奥さんに連絡取れないんだが、あのうち知らないか? ちょっと暇だったら・・・」 受話器を持つ手が震え出した。 こんなに怒りが込み上げてくるのは、少しは期待する気持ちを持っていたせいだろう。 言い訳するだけなのか。すまなかったの一言もないのか。彼女は怒りの余り涙が込み上げてきた。 「ヒジニの具合が悪いの」夫の言葉は無視して言った。 「病院に連れていくわ」 「連れていかなきゃならんほど悪いのか?」 「子供が病気だって言ったでしょ。あなた、自分のことしか頭にないの? ヒジニの親は私だけなの?」 「おい、母さん・・・」 「もういいです。切ります」 ガチャンと受話器を置くと、しゃがみ込んで膝を抱えた。体の奥底から這い上がってくるような感情の沸りを静めるために、目を閉じ、唇を噛んだ。 ああいう人だってことは分っていた。だけど、あんまりじゃないの。 やりかけのことが捗らないから、家に帰れないと連絡してきてから、既に11日も経っていた。その間、何の音沙汰もなし。
お礼
本当にありがとうございます。役に立ちました。やっぱりbakanskyさんの方が自然ですね。(当たり前のことですか^^) 今、こういう翻訳の勉強やってるんですが、まわりに知り合いの日本人がいなくて困っていました。ちなみに私は韓国ソウルに住んでます。 勉強になりました。