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ロシア語、ガガーリンの「宇宙への道」から

ガガーリンの Дорога в космосからの一節です。 《Земля》 поинтересовались, что я вижу внизу. И я рассказал,что ясно вижу горы, крупные реки, большие леса, берега морей. 《Восток》 летал над просторами Родины, и я чувствовал к ней горячую любовь сына. 一応訳してみました。 ‘「地球」は私が下方に見るものに関心を持たれていた。そして私は山々や広大な川や大きな森や海岸がはっきり見えると語った。 「ボストーク」は祖国の広大な大地の上空を飛行し、私はそれに熱い息子の愛を感じた。' 最初の文がよく分かりません。чтоで導かれる節はどういう働きをしているのでしょうか?ご存知の方、教えてください。

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  • ベストアンサー
  • machirda
  • ベストアンサー率57% (634/1101)
回答No.2

чтоは関係代名詞としても使われますが、この場合のчтоは疑問詞の意味を保っています。 例文を挙げてみます。 У меня есть всё, чего у него нет. この文では、чтоは関係代名詞として使われていますが、従属節中の成分となっています。関係代名詞ですから、コンマで切ってしまうと、後の文章が単独では成り立ちません。 Я не знаю, что вы хотите пить. この文では、чтоは疑問詞です。コンマで切っても、後の文章が単独で成り立ちます。 このように、テキストではчтоは疑問詞として捉えられますので、先行詞は不要ということになります。ただしこの場合、что以下を従属節と考えることもできるので先行詞тоを用いることもありますが、少数派です。 また、поинтересоватьсяの語義に関してですが、普通「興味を持つ」という意味のときは不完了体が用いられます。完了体を用いるときは主に「何かを知ろうとして尋ねる」という意味があります。 ですから、最初の文は「『地球』は、私が下に何を見ているかを尋ねた」となります。 それから、もう一つ気になったことがあります。 最後の文章の「息子の愛」と訳されているところです。もしかしたら正しく理解されているかもしれませんが、文章から伝わりにくかったので補足しておきます。 ここでいう「息子」とは、ガガーリンの息子のことではなく、ガガーリン自身のことを指します。つまり、Родинаを「母なるふるさと」とみなし、自分を「ふるさとから生まれた息子」としている比喩です。 ですから、最後の文は「『ヴォストーク』は故郷の広大な大地の上空を飛行し、私は(故郷に)息子としての強い愛を感じた」ということになります。

noname#20688
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 そうですか、疑問詞だったんですね。しかし、英語もそうだけどロシア語には疑問詞と関係詞が同じ形をしたものが多いですね。そして、どちらなのか見分けにくい場合も少なくありませんよね。 >最後の文章の「息子の愛」と訳されているところです。 これは解釈としては正しく捕らえたのですが、やはり 訳が紛らわしかったです。そう言えば、日本語ではそういう比喩はあまり使われないですね。

その他の回答 (1)

回答No.1

「地球」 (地上にいるひとたち)は、わたしが下方に何を見たのか、興味があった。 「ボストーク」 (わたしが)祖国の広大な大地の上空を飛行したとき、息子の深い愛を感じた。 что は、whatと同じですから、 たとえば、 Do you know what I mean? のwhatと同じ機能でしょう。 ちなみに、горячую любовь の部分は、 逐語的には熱い愛ですが、深い愛とか強い愛とか訳しても構わないと思います。 素人ですが、いかがでしょうか。

noname#20688
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 поинтересовалисьの部分はпоинтересоваласьでした。間違いました。 ここの文を英語に直訳すると “The earth” was interested what I see below. になるかと思います。英語だと関心の対象はinで導かれるはずですよね。ドイツ語なら “Die Erde”interessierte sich was ich unten sehe.で やはり関心の対象はfurで導かれると思うんです。 ロシア語だとтоという先行詞を立て それを造格にしてтемが必要だと思うんですがどうでしょう。

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