• 締切済み

ダニエルが名裁判官と呼ばれるのはなぜ?

旧約聖書のダニエル(実在の人物です)が名裁判官と言われる所以を教えてください。 ダニエル記の解説を探していますが、なかなか、理由がみつかりません。

みんなの回答

回答No.2

>スザンナの入浴は、キリスト教信者なら誰でも知っているくらい有名な話 なのですか?? では、後学のために是非教えていただきたいのですが、そのスザンナは誰に助けてもらえるのでしょうか? と、言いますのはmana0108さまの補足を拝見した後、自分なりに調べましたら「旧約聖書外伝」にスザンナの入浴の話を発見しました。そこではダニエルによってスザンナは窮地を脱しているのです。勿論成立年代は旧約聖書外伝の方がアラビアンナイトより古いので、外伝の逸話がアラビアンナイトに取り入れられたのでしょう。(イスラム教徒だって旧約聖書の預言者たちは尊重してますからね)でもキリスト教会では旧約聖書外伝ってそんなに使うテキストなのですか? その外伝のエピソード以外預言者ダニエルが裁判に関わった話は分かりませんでした(そもそもダニエルが名裁判官って言われてる事自体初耳ですし) 私が#1で書いた話は20年以上昔に読んだ本を記憶で書いているので小異があると思います。非キリスト教圏の話を出したので >そのダニエルは別のダニエルですね。 とお感じになったと思いますが、ルーツは旧約聖書(ただし外伝ですが)なので預言者ダニエルには違いないと思うのですが・・・

mana0108
質問者

お礼

おかげで、もうわかりました。ダニエル自身がスザンナの件を裁いたゆえ、名裁判官と謳われている、ということです。 協力、有難う。 ところで、アラビアンナイトはバートン版でもダニエルの水浴のはなしは無いようですね。卵の白身を布団に間違って落としていって、夫に嫌疑をかけられたことは入っているようですけど。 ではでは。

回答No.1

もし、見当違いだったらゴメンなさい。 バートン版「千夜一夜物語」にダニエルの話があったと記憶しています。 スザンナという乙女がいて大変美しかったので、町の老人二名が妾にしようとしたが、本人がふしだらな関係を望まなかったので、老人の申し出を断った。 それを逆恨みした老人たちが、スザンナは不特定多数の男を交際していると中傷した。『スザンナは庭の木の下で男と会う約束をしていたのを見た』と告発し、その際、卵の白身を男の精の如くスザンナの寝台に付着させ証拠とした。 あわれスザンナは死刑になるところであったが、ある少年が現れ、老人を別々に尋問した。「あなたがスザンナを見たのは何の木の下でしたか?」片方の老人は「なつめやしの木の下だ」と答えもう一方の老人は「黒檀(ここ記憶あいまいです)の下だ」と答えたので証言が偽りである事が判明した。そして、寝台の液を火であぶり人に食べさせた(←汚いなぁ)食べた人は「卵の白身だ」と証言したので、老人たちは逆に死刑になった。この少年が後の預言者ダニエルである。 といったエピソードでした。(第何夜だか忘れてしまいました)アラビアではこんな伝説があったのでしょう。 もしかしてこれが関係してますかね?

mana0108
質問者

補足

質問したのは「旧約聖書の預言者ダニエル」で、イスラエルの人です。実話です。 千夜一夜物語はフィクションで、舞台はアラビアということになってます。 そのダニエルは別のダニエルですね。 でも、自分にセイセイセイ、です。スザンナの入浴、がアラビアンナイトの中の話にあるんですか!初耳で驚きですよ。スザンナの入浴は、キリスト教信者なら誰でも知っているくらい有名な話で、ディテールは違うけれど、スザンナの入浴を覗いた老人たちが逆恨みして罪をスザンナひとりに着せようとしたことは一致します。 多分、バートンは西洋の人なので、アラビアンナイトをもとに自分の物語を加えたのではないでしょうか。旧約聖書の逸話(スザンナの入浴)をベースに、自分の語りを加えた、と。多分そうです。