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'春はあけぼのでものの哀れよ'の意味
韓国人で、ひとりで日本語を勉強しています。 いま宮部みゆきの「龍は眠る」(文庫)を読んでいます。p.312の中で "春はあけぼのでものの哀れよ" という文句がありますがその意味がわかりません。 源氏物語の中の文句でしょうか。 ぜび教えてください。
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「龍は眠る」は読んでいないので正確なことは分かりませんが,No.1の方の回答を参考にお答えします。 「春はあけぼのでものの哀れよ」という文句は,そのままの形ではおそらく古典作品の中には出てきません。 「春はあけぼの」というのは『枕草子』の冒頭で,「春は(一日のうちで)夜明け頃がいちばんすてきだ」という意味です。 「ものの哀れ(あはれ)」というのは,江戸時代の国学者・本居宣長が,平安時代文学の真髄として提唱した概念です。その最高峰が『源氏物語』だとされています。 「もののあはれ」が具体的にどういう感覚かというのは説明しにくいので,Wikiの説明を下に参照しておきます。
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- greenstick
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回答No.1
これは生駒さんのただの冗談でしょう。 生駒さんの奥様は日本の古典文学を好きである、ということを表現するために、日本の学生が古典文学を学校で勉強するときによく出てくる言葉を並べ立てているだけです。「衣冠束帯」や「歌でも詠んで」という表現も同様です。 「春はあけぼの」は清少納言の『枕草子』で、「もののあはれ」は…さあ、なんでしょうね? 『徒然草』?
質問者
お礼
ありがとうございました。助かりました。
お礼
回答ありがとうございます! 参考になりました