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フクロオオカミはどれだけオオカミに似ているのか

有胎盤類の動物とそっくりの有袋類の存在はとても不思議な気がします。収斂進化という言葉で説明されているようですが、遺伝子的にはどうなのでしょうか。例えば、フクロオオカミとニホンオオカミ、フクロオオカミとカンガルーあるいはフクロネズミとジネズミ、フクロネズミとカンガルーでは遺伝子的にはどちらが近いのでしょうか?

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回答No.1

遺伝的な近縁度、ゲノム配列の近似度は、系統関係を反映します。 当然、有胎盤類同士がたがいに近く、有袋類同士がたがいに近いと考えて間違いないでしょう。 人が見た目で判断して似ているといっても、それは似た遺伝子をもっているからということを意味しません。 魚とイルカは水中生活に適応して似た形をしていますが、魚の尾びれといるかの尾びれは起源が全然違いますし、当然それを作るために働いている遺伝子も別物でしょうね。

noname#25799
質問者

お礼

何度か回答いただいているようでありがとうございます。 >遺伝的な近縁度、ゲノム配列の近似度は、系統関係を反映します。 これは説得力あります。時として(あるのかどうかわかりませんが)形態を決める遺伝子配列が似ていることもあってもいいかなという気がします。

その他の回答 (1)

  • suiran2
  • ベストアンサー率55% (1516/2748)
回答No.2

遺伝的にはgeneticist12 さんのご指摘の通りと思います。 フクロライオンやフクロオオカミは確かにライオンやオオカミに似てはいますが,その姿から名付けられたものではありません。 ニッチ(生態的地位)はご存じと思います。有袋類と有胎盤類のニッチを比較して同じニッチのものに名付けたものです。 ○生態的地位 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8B%E3%83%83%E3%83%81

noname#25799
質問者

お礼

suiran2さんにも何度かお世話になっていますね。ありがとうございます。フクロ**は形態から名付けられたものではないんですか。とすると、生態的地位とその姿形に関係があるということになりますね。ますます生物進化の深さを感じます。

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