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心理テストや能力テスト、その他ツールの種類や活用方法が知りたい
はじめまして、詳しい方教えてください。 私は、人間の能力測定や、アセスメントツールに興味が あります。自分自身が常に成長したいと思っていま すし、成長する意思の薄い人を変える方法はないか 思案しているからです。成長するためには練習する ことや座学する必要がありますが、その前に 『足りないところはどこなのか?』を知る必要が あります。欠点を知るために、能力アセスメントツール を活用したいのですが、ちょっと聞きかじった程度の 知識しかありません。 人の能力とは、 1)テストで良い点をとる力(IQ?) 2)対人関係を良く保つ力(EQ?) 3)精神状態(ストレス度?) 4)向上心 5)運動能力 6)容姿 7)収入 8)コネクション 9)健康状態 10)職業 などがあると思います(思いつくままに羅列しました)。 どういうツールを使えば何がわかる、ということを 教えていただけないでしょうか。 1は筆記テスト、2はEQテスト、3はSPIテストや MMPIテスト、4はSPIテストや人物観察、5は体力 テスト、6は測定不能(主観によりまちまちだから)、 7は給与明細、8は人物観察、9は健康診断票、10は 本人や周囲からヒアリング かな、とは思いますがもっと科学的・専門的立場から の回答をお待ちしています。測るべきでない、測ることは不可能、という回答も理路整然としていればぜひ 伺いたいです。
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おはようございます。 > 自分自身が常に成長したいと思っていますし、 > 成長する意思の薄い人を変える方法はないか思案しているからです。 > 成長するためには練習することや座学する必要がありますが、 > その前に > 『足りないところはどこなのか?』を知る必要があります。 この動機についてはいろいろ思うところもあるのですが、 まあそれはそれとして、 人間の何らかの特性をある特定のテストで数値化することは、 「心理学」の調査手法のひとつですね。 ここで問題となってくるのは、 1)人間の「能力」というのは、具体的には何なのだろう? 2)その測定した数値は、本当にその「能力」の高さを示しているのか? の2つです。 blue-red-whiteさんは、御自分で考えた例として、 +++++++++++++++++++++++++++++ 人の能力とは、 1)テストで良い点をとる力(IQ?) 2)対人関係を良く保つ力(EQ?) 3)精神状態(ストレス度?) 4)向上心 5)運動能力 6)容姿 7)収入 8)コネクション 9)健康状態 10)職業 などがあると思います(思いつくままに羅列しました)。 +++++++++++++++++++++++++++++ とおっしゃっています。 ですが、「能力」とは何か?という定義が定まっていないと、 この1~10には問題となる要素が多いのです。 blue-red-whiteさんは「収入」「職業」などは「能力」に入る と判断して挙げられたのでしょうけど、 質問文を読む回答者の皆様の中には、 「それって人間の能力なのかなあ?そこから違うと思うけど」 と考える人もいらっしゃるでしょう。 調べるツールについて質問-回答を行なう前に、 「人間の能力」と「人間の能力の例」をはっきりさせないと、 まずこの質問は無意味。 また、「人間の能力」と「人間の能力の例」を定義したとしても、 問題その2として、 テストで測定した数値が本当にその能力を示す数値なのかを きちんと考えてみる必要があります。 (仮に上の1~10を受け入れて、例として活用しますと) まだ運動能力はわかりやすいですよね。 100mを何秒で走れたか、砲丸投げが何mだったか、など、 特定の身体能力について数値化しやすいかと思われます。 しかし、「向上心」なんて、どのような方法で何を測定して その結果をどう分析すればその人の向上心の高低について、 明確に示せるのでしょうね? 示せないでしょうとまでは申しませんが、 「何を測定すれば、調べたいことが数値化できるのか?」 テストを行なう人間がしっかりそのことを考えないと、 いけないことだと思うのですよー。 さらに、蛇足ですが、調べるblue-red-whiteさんが IQやEQなどの内容をよく知らないままに誰かに対して実施し、 テストの結果を当てはめただけだと、 その結果も、結果の解釈もわからないことになってしまいますよ。 「内容はよく知らないけど、このテストをやれば○○がわかる!」 と、適当に受け売りで行なうのではなく、 テストの内容とその意味をしっかり理解してくださいな、ということ。 私の意見は以上なのですが、 1)あなたが考える「人間の能力」の定義 2)その能力を示している具体例 3)それぞれの項目の高低を示すのはどんな数値だと思うか? (これが本来の質問なのでしょうけどね) これらをまず、blue-red-whiteさん御自身でじっくり考え、 (まず御自身で考えることが重要なのですよ) もしよろしければ、補足で教えていただけたらと。 それがありましたら、私も追加で回答するかもしれませんし、 「私はそれが知りたいから質問したのだ!」 ということであれば、 人間の特性を測定する際のアドバイスとして受け止めていただけたらと。 それでは。
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SPIなども、科学的で専門的なのだと私は考えていましたが・・・・。 少なくとも、専門的ではあるでしょう。 ただ、 >どういうツールを使えば何がわかる とおっしゃっているように、何のテストであれその人の「ある一面の傾向」をうかがい知ることができるだけです。 それぞれのテストは、ある限定した目的のために作られていますから、それ以外のことの評価は行えません。 いくつものテストを受けてそれを総合してみたとしても、数値に出せない人間性はあるだろうと思います。 限定+限定+限定+限定=総合評価、にはならないでしょう。 IQはIntelligence Quotient、知能指数。 だけどよく知りマセン(苦笑) EQはEmotional Quality 心の知能テストとか、情動指数とか言われるテストで、「自己認知力・自己統制力・共感性・コミュニケーション力・柔軟性・楽観性の6つの観点」を見るんだそうですよ。 固定されたものではなく、同じ人でも実施時期によって変化するらしい。それこそ、人は成長するからでしょうね。 エゴグラム、というのもあります。 批判的な親(CP)、擁護的な親(NP)、大人(A)、自由奔放な子ども(FC)、順応したこども(NP)とかいうやつ。 交流分析理論をベースにしているそうなので、ちゃんとしたテストでしょう。 http://www.f5.dion.ne.jp/~with/egoguramunopage.htm SPIはSynthetic Personality Inventoryの略。 職業適性や業務遂行能力を測るテスト。 「容姿」は、難しい。 何を美の基準に置くかによって違ってしまいます。 8頭身が美人なのか、太っているのが美人なのか、背が高いのがいいのか、低いのがいいのか。 文化によります。 スーパーモデルを見たことがあるかどうかがその人の中の美の基準に影響する、と言っている人もいます。 http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4794210191/503-4395684-5156759 ↑ この本によると生物的・本能的に、「好ましい、整った容姿」というのは一応あるようです。バランスが良い容姿が本能的に好まれる(遺伝子が良さそうと判断する)らしい。 でも実際に美しいと感じることについては、それだけでは決まらないでしょう。 本能の他に、感情や文化なども入って来ますから。 下でBehaviorismさんがおっしゃっていますが、テストの内容とその意味をしっかり理解していないと実施しても解釈できない、というのはそうだろうなと思います。 テスト問題だけでなく、解釈の仕方も専門的な視点があります。 それと、人間というものは数値で計測できない、簡単には理解できない、という前提で使う必要があるでしょう。 欠点というか「不得意分野の特徴」を知ることも良いと思いますが、優れている点を知るのも良いことだと思います。 そこを認めて活かしていくのも成長の一つですから。 >成長する意思の薄い人を変える方法 あったらいいですが、他人を変えるのは難しいですよ。 先に自分を変えるほうがずっと簡単です。 少なくとも、自分の意思は自分のものですから。 他人のやる気を引き出す方法とか、人をうまく支援する方法はあるでしょうけれど、必ずうまく行くとは限らない。 (きちんとした心理カウンセリングですら効果あるのは7-8割だそうです) 「水辺に馬を連れて行くことはできても、水を飲ませることはできない」とよく言われるように、最終的には本人次第ですので。
お礼
ありがとございました。 ちょっと質問がずれていましたでしょうか。 定義することも難しく、測定することも難しい のかもしれませんね。 よく考え直します。