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仏語の発音の歴史

ヨーロッパ大陸の方で、単語の読み方は国によって結構違ってくるのは、民族独自の言葉を、という事なのでしょうが、今回は仏語についての疑問なのですが、子音を読まない場合が多いのはなぜでしょう? これは、先につづりとして単語が入ってきて、その次にその読み方の法則を決めたという事になりますよね。 ローマ帝国の時代にさかのぼる話なのでしょうか? その歴史が気になります。。。(食いかじりの入門者です)

みんなの回答

noname#20688
noname#20688
回答No.2

#1さんが仰った理由に加えて 先住民のガリア語の影響も大きいと思います。uの発音や、イタリア語やスペイン語でのcがフランス語ではchになることが多いのは その為です。

uncadeau
質問者

お礼

ガリア語ですか。 なぞがなぞを呼ぶところが面白いです。 フランス語に接する事がヨーロッパに接する事なので、色々と文化や歴史にも接していきたいと思います。

  • trgovec
  • ベストアンサー率52% (2538/4879)
回答No.1

こんにちは。 この問題は少々複雑ですね。 フランス語やイタリア語、スペイン語の祖先はラテン語ですが、各地に広がって行く際、フランスでは他の地域よりも大きく変化しました。原因としては隣のドイツ語の影響が考えられています。イタリア語やスペイン語は発音が明解で日本人にも発音しやすいと言われますが、フランス語はアイウエオ以外の中間的な発音や曖昧な音が多く発音が難しいですね。これはドイツ語の影響といわれています。ドイツ語は強く読むところははっきりしていますが、弱いところは軽く読みます。その結果強弱が大きくなり弱いところはどんどん曖昧になって行きます。これがフランス語に影響を与えました。 極端な変化の例をあげると redemptionem → rancon(cの下にはひげがあります) metipsimus → medeme → mesme → meme(初めのeには山形アクセントあり) さて、本題の子音の脱落ですが一言で言ってしまえば言語経済つまり楽に言うためでしょうが、それではなぜ読みもしない物を残しておくのでしょうか。一つには語源を尊重してわざと残しておき見た目で区別することがあります。例えば、 je chante, tu chantes, ils chantent これらの動詞は全て同じ発音ですし nous chantons, vous chantez これらの最後の子音は読みませんが、ラテン語がやはり語尾で区別していたのを形は変わっても何とか見た目だけでも保存しようとしていると考えられます。 逆に発音しないなら取ってしまうような例もあります。 fete(初めのeには山形が付きます)は古くはfesteと書いていましたがsが読まれなくなり省略されました。ただ、もともと子音があったことを山形記号で表しています。 最後に付け加えておくと、フランス語では発音記号では子音で終わっているような時でも実際は弱いウの母音で終わっていると言えて、そう発音するとフランス語らしい発音に聞こえます。

uncadeau
質問者

お礼

ありがとうございます。 なるほど、感じとしてはわかりました。 逆に言うとdicteeは大変でしょうねー。 「フランス語の歴史」なんて本でも読めばよくわかるのでしょうが、大学で専攻しているわけでもないので。 二度ほど出張で行って気に入ったんですよ、RENNESなんですが。 でも去年は意外な社会問題が爆発して、気持ちとして複雑なんですが・・・