• ベストアンサー

中和、酸化還元、キレート滴定

高校2年です。実験の授業で今度自分が調べたい試料を用いて、タイトルの滴定のうち2つを使って含有率などを求めます。 授業ではレモン果汁中のクエン酸含有率や、水の硬度、塩化物イオンの含有量を測定したりしました。 私は今度の個人実験で、入浴剤のなかの塩化物イオンの含有量と、硬度を求めたいと思っています。そこで、例えばレモンをやったときは果汁を希釈して行いました。入浴剤を滴定する場合はどのくらい希釈して行えばいいのかわかりません。実験手順も探してみましたが、みつかりませんでした… どのくらい希釈するのかなどは、どうやったら考えることができるのでしょうか??教えてください。

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • DexMachina
  • ベストアンサー率73% (1287/1744)
回答No.1

濃度(含有率)が全く未知の場合は、当たり実験を行って だいたいの濃度を確認してから滴定に入るしかないと思います。 <当たり実験> 1)適当な希釈率(→濃いめ)の「原液」を作成  *但し、「適当」ではありますが「精確」に希釈  (滴定後の濃度計算に使用するため) 2)この原液を、5倍間隔の希釈率に希釈  *1倍(原液)・5倍・25倍・125倍・・・ 3)それぞれの希釈液を、滴定に使用するのと同じだけ採り、滴下する溶液  (塩化物イオンであれば硝酸銀水溶液でしょうか)を約20ml添加 4)ある希釈率を境に、終点を越えたものとそうでないものとに分かれるはず  なので、終点を越えた最初の希釈率のものを、滴定に使用  (例えば25倍希釈では塩化銀の白色沈殿のみ、125倍希釈ではクロム酸銀の   褐色沈殿が生じていたら、125倍希釈液で滴定を行います) このようにして、滴下量を20ml以下になるように(→滴定精度などから望ましい のは10ml前後ですが、最初から10mlにすると濃度の薄いものの精度が落ちる)、 サンプルの希釈率を調整します。 もちろん、滴定対象が複数あれば、滴定量が10mlより大幅にずれるものもでますが、 その場合は(必要に応じ)そのサンプルだけ希釈率を変えます。

20050308
質問者

お礼

とても丁寧な回答ありがとうございました。すごく助かりました!! 実験時間は2回の授業に分けて4時間あるので、がんばってみようと思います。ありがとうございました。

関連するQ&A