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ヨウ素還元滴定
ヨウ素滴定でアルデヒドの定量を行う場合について質問します。 取り敢えず、間違ってるかも知れませんが自分が思っている実験原理について簡単に述べます。 ヨウ素滴定でアルデヒドの定量を行う場合、塩基性条件にすることで IO-が出来、これが酸化剤となり、アルデヒドを酸化しアルデヒドがカルボン酸になる。 その後、酸性条件下にすることでI2が遊離する。( 4I- + 4H+ + O2 → 2I2 + 2H2O ) 遊離したI2をチオ硫酸ナトリウムで滴定し、滴定量とブランク試験結果から アルデヒドの酸化に使われたIO-を求めることで、アルデヒドの定量を行う。 結果、滴定量が少ないほどアルデヒド濃度が高いということになる。 上記のような感じで理解しているのですが、大体あっているでしょうか? ここからが質問なんですが、上記の内容が大体あっていると仮定して質問します。 塩基性条件下でアルデヒドを酸化したIO-の酸素原子は カルボン酸CHOOHに使われる一方で、ヨウ素イオンI-はどこに行くのかなと思った訳です。 I-が遊離したままだと、酸性条件にした時にヨウ素になってしまって、 アルデヒド酸化に消費されたIO-量が分からなくなるはずなので、どこかに行ってると思うのですが それが分かりません。(自分が思っている実験原理そのものが間違っているのかも知れませんが) 要領を得ない文で申し訳ありませんが、どなたか教えて頂ける方よろしくお願いします。
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- lone_lynx
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ヨウ化カリウム溶液(2→5)を10ml 公的な試験法などでよく出てくる表現で、あまり濃度にシビアでない試液類の作り方です 「ヨウ化カリウム2gを水に溶かして5mLにする」 という意味です。単純な溶解バランスですから、KI20gを50mLの溶液にしてもかまいません
- lone_lynx
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ヨウ素法の逆滴定ですね 反応機序ですが、 酸性にしたために、I2が遊離するわけではありませんね。反応式にH(+)はでてきません。 I(-)についてですが、 反応の最初で、塩基性にしますね。 何を使いますか? そう、KOHです。反応系には、この時点でK(+)があるんです。また、ヨウ素規定液ですが、ここにもKIが含まれます。ヨウ素は、単体では水に難溶なので、KIを加えることで、I3(-)として可溶化するんです。 すなわち、余剰のI-は、化学反応式上はKIになります
お礼
ありがとうございます。 恥ずかしいことにK+の存在をまったく考慮しておりませんでした。 ついでといっては何ですが、もう一つ分からないことがあるので、恥を忍んで質問します。 上の質問と少し関連があるのですが、"ヨウ化カリウム溶液(2→5)を10ml"というような表現が参考書で使われていました。 この括弧と数字と矢印の意味が分かりません。 ひょっとして、超初歩的な事なのかも知れませんが自分でいろいろ探してみた限りでは見つけることが出来ませんでした。 濃度の表現かと想像しますが、その意味するところが分かりません。 どなたかご存じの方教えて頂ければ幸いです。