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硬式テニスボール製造時に、窒素を発生させるために入れる薬品は?
恐れ入ります。 テニスボールの製造において、ゴムを接着するときに薬品を中に入れ、ゴムが接着した後で薬品が化学反応を起こし窒素ガスが2気圧で充満するようにさせてていると聞きました。 このとき、窒素を発生させる薬品は何で、どういった反応なのでしょうか? また、窒素の他に生成してしまう物質はないのでしょうか? お手数ですが、ご存知の方がいらっしゃいましたらご教授お願い致します。
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No.2です。 どうやら下式の反応を利用しているようです。 NaNO2 + NH4Cl → NaCl + N2 + 2H2O 実際には少量の水も加えるようです。
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- TEOS
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私の記憶では、ボールの中にはCO2が詰まっていると記憶しました。 重曹が主成分のタブレットで、80℃程度の釜に入れて、重曹を 熱分解させて CO2を発生させて 充満させていると思うけど。 ボールを振るとたまにカラカラとするのはタブレットの残りカス。
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ご回答ありがとうございました。
肝心の反応が何であるかわからないという中途半端な回答ですが・・・ 窒素の他に生成してしまう物質は「食塩水」だそうです。 つまり、 ?+?→ N2 + NaCl (+H20)でしょうか? 何でしょうね???
- DexMachina
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テニスボールに使われているという話は聞いたことがないのですが、 可能性としてアジ化ナトリウムが考えられます。 2NaN3 → 2Na + 3N2 (Naはこの後、空気中の酸素や水や二酸化炭素などと反応) ただ、これだとすると、それそのものの毒性や分解後のナトリウム(塩)の危険性から、 自動車のエアバッグでの使用と同様、現在は使われていないかもしれません。 http://www.tokyo-eiken.go.jp/topics/echudoku/sazide.html http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%82%B8%E5%8C%96%E3%83%8A%E3%83%88%E3%83%AA%E3%82%A6%E3%83%A0 http://www.pharm.or.jp/dictionary/wiki.cgi?%E3%82%A2%E3%82%B8%E5%8C%96%E3%83%8A%E3%83%88%E3%83%AA%E3%82%A6%E3%83%A0 自動車では、代替技術として「ビステトラゾール」というものもあるようです。 http://www.shikoku.meti.go.jp/soshiki/skh_b7/1_sesaku/sugureta/masudakagaku.htm この「ビステトラゾール」系化合物は、樹脂の発泡剤としても使われているそうなので、 或いはこれらが使われているかもしれません。 http://homepage3.nifty.com/eiwa-chem/page0061.html (ページの下から二番目「1-7 セルテトラ」の項を参照) なお、テトラゾールというのは、五角形の4つの頂点が窒素・1つが炭素の化合物です。 http://www.asahi-kasei.co.jp/phi/synthesis/image/img-azido-tetra.gif (右端の分子式の右側の五員環がそれです) ・・・以上、「分解して窒素を生じ得る化合物」として、参考までに。
お礼
ご回答ありがとうございます!
お礼
ご回答ありがとうございます。 Wikipediaの亜硝酸の説明にも、上記反応がのっていました。(実験室でも窒素発生に利用されているのですね…。) http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BA%9C%E7%A1%9D%E9%85%B8%E3%83%8A%E3%83%88%E3%83%AA%E3%82%A6%E3%83%A0