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力率を変えてインダクタンスLd,Lqを算出する
Ld,Lqを求めるため、発電機に力率可変の3相負荷をつなぎます。 電力-位相角δ関係から求めるらしいのですが、 力率を変えるとδ=arctan(Id/Iq)が変わるんでしょうか? 力率からδは算出できるんでしょうか? I=Im*sin(wt+β)のβが変わるのはわかるんですが・・・ W = Vd*Id+Vq*Iq から一定回転で W = (R*Id-w*Lq*Iq)*Id+(w*Ld*Id+R*Iq+w*Ψ)*Iq (R,w,Ψが既知) Wはパワーメータで測定するとして、力率を変えることで、 これからインダクタンスLd,Lqは求まるんでしょうか?
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力率1の抵抗負荷の場合でも、Id/Iqは0にはならない(負荷の大きさで変わる)ですし、Id/Iqはもちろん負荷の力率にも依存するかと。 (力率1の負荷を繋いでも負荷角相当分だけVとψの間に位相差ができて、Vdの成分が生じます。力率1だと電圧と電流の位相差が0なので、Id成分も生じることになると。) 電力-位相角 の関係から、というのは、力率1の負荷を繋いだときの負荷の大きさと電圧の位相角arctan(Vd/Vq)(=arctan(Id/Iq))の関係から、、というのを示してるような気がします。 (負荷が充分軽くて wψ>>wLdIdが成立する+Rによる電圧降下が無視できるほど小さい、という条件下なら、電圧の式を単純な形に近似できますので) 負荷の力率(arctan(Id/Iq)-arctan(Vd/Vq) に相当)と負荷電力からLd,Lqを算定することも不可能ではないでしょうが、結構難しい式になりそうな気がします。 (Lを算定するなら、上で書いた有効電力と電圧位相の関係か、無効電力と(ψ一定条件での)端子電圧変動の関係から算定する方がらくなように思います。)
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- foobar
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端子電圧の式から ・電圧の位相(arctan(Vd/Vq))は概ねLqとIq(ほぼ有効電流)によって決まる ・電圧の大きさ(概ねVqの大きさ)はほぼLdとId(ほぼ無効電流に一致)で決まる ので、Ld、Lqの分離は可能かと思います。
補足
Vd = (Rg+p*Ld)*Id - w*Lq*Iq Vq = w*Ld*Id + (Rg+p*Lq)*Iq + w*Ψ 巻線抵抗Rg=0.05Ω程度で無視、 d/dt=p(微分項)より無視すると、 Vd = - w*Lq*Iq Vq = w*Ld*Id + w*Ψ 50Hz予定なので、w=314 Ψ=50~60mH程度 そうするとほぼ Vd = - w*Lq*Iq Vq = w*Ld*Id なりますね。 つまり端子電圧V(相or線間電圧)はV=Vqであり、 線電流をI、力率cosφとすると、 V = w*Ld*Isinφとなって、Ldが求まるということですね。 (w*Ψは残しておいてもいいみたいですね。)
補足
おそらく最後に記述してもらった方法だと思うんですが、 力率と端子電圧からLが求まるということを聞きました。 確かにLは求まるような気がするんですが、 Ld,Lqも求まるものなんでしょうか?