- ベストアンサー
スチレンとジビニルベンゼン
こんにちは。 スチレンとジビニルベンゼンって それぞれ単体では 同じ条件でどちらが 重合しやすい とかあるんでしょうか。 よろしくおねがいします。
- みんなの回答 (6)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
- ベストアンサー
MiJunです。 >文献では、スチレン:メタクリル酸=12.5:1(体積比)で68℃24時間重合していました。 メタクリル酸とジビニルベンゼンのコポリマーがあるのかどうか分かりませんが、文献調査をする時間もないのであれば、見込みでモノマー仕込み比をいくつか変化させて重合させては如何でしょうか・・・? (少し無謀ですが・・・?) 想像ですが、やはりジビニルベンゼンの仕込み量は相当少なくなるのでは・・・・??? ご参考まで。
その他の回答 (5)
MiJunです。 >合成したことがあるのは乳化重合でのジビニルベンゼンの白色粉末なんです。 「乳化重合」ということで、以下の参考URLサイトは参考になりますでしょうか? 「特許紹介(2/3)」 ご参考まで。
お礼
ありがとうございました。 参考にさせていただきました。
- kumanoyu
- ベストアンサー率41% (156/380)
化学大辞典の続きです。 ジビニルベンゼンはメタクリル酸系の樹脂の架橋剤としても用いられるようです。 ジビニルベンゼンの含有百分率を橋カケ度といい、通常10%程度の橋カケ度の樹脂が用いられているそうです。 イオン交換樹脂としては、橋カケ度4%以下では膨潤が著しく、10%を超えるとイオン交換速度が遅くなるため用いられない、とあります。 参考になるでしょうか。
お礼
はい!ありがとうございました! えっと、合成したことがあるのは乳化重合でのジビニルベンゼンの白色粉末なんです。 こういう樹脂を作りたかったのですが・・・ ありがとうございました。 参考にして頑張ってみます。
- kumanoyu
- ベストアンサー率41% (156/380)
ジビニルベンゼンはo-、m-、p-の異性体が存在しますが、このうちo-異性体は重合よりも、分子内で閉環、脱水素してナフタレンになりやすい性質です。 一般にもちいるのはm-、p-異性体です。 手元の化学大辞典には、ジビニルベンゼンの単独重合物はもろく、不溶、不溶で実用的価値は無い、とあります。 主な用途はやはり架橋剤ですね。
お礼
そうですよね。 手元にあるものもm-,p-混合体です。 でもo-の性質は知りませんでした。 ありがとうございました。
>文献でスチレンを使った方法を、ジビニルベンゼンに置き換えてやってみようとおもってるのですが どのようなポリマーの合成を考えているのでしょうか・・・? ご存知のように、一般的には「ジビニルベンゼン」は架橋剤として少量使用されますが・・・? 補足お願いします。
補足
えっと、メタクリル酸との共重合を考えています。 文献では、スチレン:メタクリル酸=12.5:1(体積比)で 68℃24時間重合していました。 この時間を短くしていいのか 迷っていたんです。 GPCなどで確認したほうがいいのでしょうが、ちょっと時間がないので急いでいます。
- gumi_gumi
- ベストアンサー率42% (24/57)
単純に考えるとビニル基が2つある方が1つのスチレンより重合しやすいように考えるのですが。 ただし、並べて比較したくてもジビニルベンゼンは O-,m-、p-の3種類あるはずですし、その純度のよいものの入手は困難でしょう。市販品には異性体のほかに エチルビニルベンゼンやジエチルベンゼンなども混入しています。
お礼
ありがとうございました。 そうですよね。ビニル基の数のことは考えました。 いま 手元にあるジビニルベンゼンは、純度55%くらいなんですけど、 たしかにそれを考えれば、どっちとは 言えないんですかね。 文献でスチレンを使った方法を、ジビニルベンゼンに置き換えてやってみようとおもってるのですが、 重合時間とか どうしたらいいのか 迷ってたんです。 ありがとうございました。
お礼
そうですよね。やっぱりいろいろやってみることですよね・・・ うーん・・・ 頑張ってやってみます! ありがとうございました。