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夏目漱石、小道具が登場する作品
大学の課題で、夏目漱石の作品をテーマにレポートを書かなければなりません。漱石の作品ならどれでも良いと言う訳ではなく、作品中に小道具が登場するもので、その小道具の作品中での役割について論じなければなりません。 ちなみに、授業では「それから」の三千代の指輪について扱いました。「それから」以外で小道具が登場する作品を教えて下さい。お願いします。
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『門』:文庫、抱一の屏風、それから『論語』『菜根譚』などの、いわゆる「修養書」では書きやすいと思います。 『彼岸過迄』:街鉄(路面電車)。 『こころ』:手紙。これは反則ぎりぎりかな。 ご参考になれば。
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- jim51
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ここに出ていないものでは『明暗』の鏡というのもあります(これは中道具か)。 もし漱石を本格的に研究しようとするなら取り上げる価値は十分と思いますが、課題をこなすためにちょこっとやるのは避けたほうが無難かもしれません。 象徴とか深い意味があるらしいので。
お礼
回答ありがとうございます。なるほど、鏡が登場するのですか。明暗は漱石の絶筆ですから、なかなか難しいかもしれません。でも、これから漱石の文学を研究していく上で、その「鏡」もキーポイントになるのでしょうね。今後の参考にさせていただきます。
- zephyrus
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「三四郎」のヘリオトロープはいかがでしょうか。 全編をかすめる一瓶の香水。 がらっと変わって「猫」に登場するタカジヤスターゼ、餅、イチゴジャムの詰め合わせも面白いかと。 餅では吾輩くんも猫踊りを披露……いや、胃弱の漱石ということでスタンスも広く取れるかと思いました。
お礼
回答ありがとうございます。お礼が遅れてしまい、すみません。「三四郎」の香水良さそうですね。全編を通して登場するというのはレポートを書く側としては、とても有難いです。作品中での香水の何らかの役割を論じるというのは書きやすそうです。「猫」に登場する小道具もいろいろな種類があって、興味を魅かれました。漱石の作品には、いたるところに生活感あふれる小道具が登場して面白いですね。是非参考にさせていただきます。
- gbrokk
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「坊ちゃん」の越後の笹飴 坊ちゃんが唯ひとり心を許したばあやの清(キヨ)が越後の笹飴をお土産に買って帰ってくださいと頼みますが実際の漱石夫人は新潟で育って名前もキヨ 漱石は夫婦仲が悪かったと言う事で夫人の悪口を書いた日記や子供さんの証言もありますが実際は夫人を心から愛し頼っていたのでは無いかと思って読みました
お礼
回答ありがとうございます。食べ物は盲点でした。笹飴面白そうですね。是非参考にさせていただきます。 漱石夫人は、よく悪妻の代名詞で有名ですが、今年のお正月ドラマで本木雅弘さんと宮沢りえさんが出演した「夏目家の食卓」を観てもハチャメチャながらも夫婦仲が良かったように感じました。(ドラマなので、どこまで真実かはわかりませんが・・・。)gbrokkさんがおっしゃるように、漱石は本当は心から夫人を愛していたのかもしれませんね。
- 2199
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「虞美人草」で時計
お礼
時計が登場するのですか。なるほど参考にしてみます。回答ありがとうございました。
漱石の三部作のひとつの「門」でしょうか。 その文章の中の『ゴム風船』でしょうか。 的外れでしたらごめんなさい。
お礼
的を得た回答ありがとうございます。なるほど「ゴム風船」ですか。参考にしてみます。
お礼
沢山情報を提供していただいき、ありがとうございます。漱石は沢山の作品を遺していますが、その中の5作品だけでも、こんなに小道具が登場していたなんて驚きです。『門』の文庫、屏風や『彼岸過迄』の街鉄に特に魅かれました。是非参考にさせていいただきます。本当にありがとうございます。