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住宅性能評価をとっているマンションは偽造の心配はないですか?

現在、マンション構造の偽造が問題になっています。 今後マンションを購入する予定があるのですが、住宅性能評価を取得しているマンションならその可能性が低いのかを教えていただきたいと思っています。 回答よろしくお願いします。

質問者が選んだベストアンサー

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  • kkknagisa
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回答No.2

>住宅性能評価を取得しているマンションならその可能性が低いのか については、低いと言えます。但し、 >住宅性能評価をとっているマンションは偽造の心配はないですか? となると、無いとは言えません。 住宅性能評価の内容については、各種解説が有りますので、HP等を検索してご覧になっていただきたいのですが、何点か注意点が有ります。 住宅性能評価には、設計と建設がありますが、一部では、設計の評価は受けるが、建設の評価は受けない場合があります。 これでは、建設時の評価がされませんので、施工上の手抜きや変更には対応できません。 建設の評価を行う場合でも、検査回数はたかだか4回程度ですから、その他の部分での不良までは見抜けないこととなります。 また、検査機関の第三者性や、検査員の質の問題(今回の構造偽装でも問題となるでしょうが)まで考え始めると、住宅性能評価を行っているだけで、全て安心だとは言えないということになってしまいます。 但し、住宅性能評価が悪いと言っているのではなく、住宅の性能を客観的な物差しで評価し、施工時のチェックも従来よりは厳密に行い、かつ、完成後の紛争に対する処理方法も確立されていますので、付けないよりは付いていた方がよっぽどマシなことは間違い有りません。 ただ、住宅性能補償制度も万能では無い、ということです。

cirujano
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 やはり、貫壁というわけにはいかないのですね。 ただ、ついているほうが安心、ということですので、ついているマンションを検討したいと思います。

その他の回答 (9)

noname#65504
noname#65504
回答No.10

#6です。 本日gooの調子が悪く、うまく投稿できるかどうかわかりませんが(午前中に投稿したのが消えているので)、 >あまり加盟しているマンションがなさそうな気がしたのですが、どうなのでしょうか? #6で紹介したサイトが住宅保証機構のサイトです。 (誤字訂正:協会は間違いで機構が正解でした) ここから加盟団体が検索できます。私自身はこの制度について詳しくは知らないので、ホームページをご覧になって頂いた方が早いと思います。戸建てが中心のもののような気がします。 法律と保証制度の違いなど解説してありますので、法律の適用範囲を知るには役に立つと思います。 http://www.ohw.or.jp/ >売主の倒産に関しては考えていませんでした。 質問の趣旨とは関係ないですが、売り主などの責任や住宅性能評価の元になっている品質確保法について補足しておきます。 今回の件では品質確保法により例え売り主に全くミス・責任がなくとも売り主責任で契約解除、損害補償、修理補強を行う義務が販売者にあります。 ただし、事件の規模が大きく倒産の可能性もあるので、この法律に抵触するような対応をしようとしている販売会社もあるようです。 なお、この法律では販売会社が倒産してしまうと、対応はしてもらえないことになっています。 これは基本的に今回の事件のように設計上の問題であっても設計事務所に、施工の問題であっても施工会社に補償などを求めることはできません。 以上のように万が一売り主が倒産した場合、品質確保法は適用できませんが、設計事務所・施工会社のミスにより損害を与えられたことに対しては、設計事務所・施工会社に民法などにより損害賠償を請求できる可能性は残っているようです。 今回の件についていえば元請の設計事務所に責任の追及は十分可能と思います(偽造された書類に設計者として記名してあるのは元請の建築士なので)。 但し会社規模が小さいので、十分対応できる可能性は小さいですが。 今回の件は検査機関のミスも大きな要因ですが、これについては、どういう根拠で責任が追求できるのかよわかりません。 また施工会社は、善意であれば(事情を知らなかった場合)法的には責任を追求されないのではないかと思います。 ただし、例え設計上の問題でもみのがしていた場合、また設計上の問題があり、それを指摘していたにもかかわらず、設計事務所の強い要望などで従わざるを得なかった場合でも(建築主に状況を説明して承認を得ていた場合を除く)、瑕疵が発生した場合、建築の専門家として業界ルールで責任をとることになっていますので、個人的には運悪く施工を請け負ってしまった施工会社の対応に注目しています。

参考URL:
http://www.ohw.or.jp/
cirujano
質問者

お礼

再度の詳しい説明ありがとうございます。 被害者の立場から考えると、個人や会社に責任を負わせるだけではなく、公的な救済方法を確立すべきかもしれません。 医療ミスも多くは責任の所在がわからないものがほとんどなので、一番関わった医師や病院が訴えられることが多いのですが、その医師だけに責任があるわけではないことがほとんどです。こういった場合にはどうしても裁判が長引く傾向にあり、被害者の救済がおくれてしまいます。 今回の事件は医療事故の問題とも似ていると思います。 これを機会に建築業界もいい方向に変わっていくといいなと思いました。

  • kkknagisa
  • ベストアンサー率52% (220/418)
回答No.9

semi-zzzさんに補足してもらった形ですね。 ちなみにNo.7の評価3は「等級1」の誤りでした。すみません。 まだまだ出てきそうで怖いですね。業界の末席を汚す者としては。今後、厳しくなるんだろうなー、と。

cirujano
質問者

お礼

ありがとうございます。 ほんとにいろんなことがわかってきそうで怖いです。 でも、今回こういうことが出てこなかったら、震災で大きな被害がでるところでしたし、よかったかもと思っています。

noname#65504
noname#65504
回答No.8

#6です。 追加情報です。 昨日のニュースでは、 http://news.goo.ne.jp/news/yomiuri/shakai/20051207/20051207i107-yol.html となっていましたが、本日の朝刊で1件見逃しが報道されています。 http://www.asahi.com/special/051118/TKY200512070358.html 耐震強度が1(建築基準法は満足しているレベル)で建築確認が通っているため、チェックが甘くなったようです。同じ機関が両方の検査をしていたのも大きな要因と思われます。 可能性は低いがやはり0ではなかったというのが結果のようです。

cirujano
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 URL見てみました。 同じ機関が両方の検査をするのは危険ですね。参考にします。

  • kkknagisa
  • ベストアンサー率52% (220/418)
回答No.7

やっぱり出ちゃいましたね、住宅性能評価を取ってるマンションでの偽造。 確認を通っている→基準法は守ってる→評価3 と、ノーチェックで進んだんでしょうね。 いやはや、何とも情けない話で。

cirujano
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 性能評価とってるところの偽造があったのは、この回答で知りました。 われわれ素人にはどこにそのような情報が載っているのかわからないので、もしよろしければ教えてください。 うーん、マンション選び、かなり難航しそうです。

noname#65504
noname#65504
回答No.6

#2さんが回答しているよう、可能性が0とはなりませんが、審査が確認審査と性能評価の2段階になりますので、ミスを防げる可能性は高くなります。 また耐震等級1だと確認申請が通っていると#5さんの指摘のように甘くなる可能性がありますが、それより高いランクになっていると確認申請が通っているだけでは、性能評価はできませんので、確認申請とは別途検査していることになりますので、安心性は高まると思います。 最後に品質確保法により、構造上重要な部分にたいしては、売主が10年間瑕疵担保責任を持つことになっています。しかし、売主が倒産してしまうと債権として回収することは難しいです。 これを補うシステムとして紹介されるものに、#4さんが紹介している財団法人住宅保証協会が行っている住宅性能保証制度があります。これは1種の保険のようなもので、品質確保法による法律上の住宅性能表示制度とは別なもので、加盟業者の施工物件でないと適用されなかったと思います。 名称が似ていて取り違える方が多いのですが、この2つを取り違えてしまうと、大変ですので、どちらをさしているかは今一度確認したほうがよいです。

参考URL:
http://www.ohw.or.jp/
cirujano
質問者

お礼

詳しい回答ありがとうございます。 少しはミスを防げる可能性が増えるということは、やはり性能評価を受けている建物がいいようですね。 売主の倒産に関しては考えていませんでした。住宅性能保障制度というのがあることははじめて知りました。ただ、あまり加盟しているマンションがなさそうな気がしたのですが、どうなのでしょうか?

  • houng
  • ベストアンサー率25% (103/397)
回答No.5

姉歯さんのようなことをされては、建築確認のチェックも住宅性能評価の設計審査も起きうる可能性としては同じだと思います。 (あくまで私見ですが、品確法の設計審査は確認申請時の構造計算書を元に建築確認後に審査されますので、建築確認で通っていればまさか構造計算書の結果の記載にミスがあるとは思わないので、審査自体を甘くしても問題なような気がします。。。)

cirujano
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 偽装も巧妙にやれば見抜くことは難しいのでしょうね。 私が働く医療の現場も、ちょっとしたミスが重なって、大きな事故が起こることがあり、その対策が問題となっています。 原因の多くは「まさか、これくらいのことがこんな大きな事故になるとは」という小さなものです。意外な見落としが大きな事故になるということは、今回の事件と共通するなと思いました。

  • walkingdic
  • ベストアンサー率47% (4589/9644)
回答No.4

一つだけ言えるのは住宅性能保証による10年保証さえ受けていれば、今回のような自体でも全額保険で賠償がまかなわれるので、今回のような全額弁済される見通しがたたないという最悪の事態は免れたでしょう。 今回一棟も住宅性能保証を受けてなかったんですよね。。。。。 そういう意味で、たとえ完全に瑕疵を防げなかったとしても、瑕疵があったときの保証という意味では大きな違いがあります。

cirujano
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 今回の事件のマンションは住宅性能評価うけてなかったんですね。 たしかに、全額保障があるということは大きな利点だと思いました。

  • mo3890
  • ベストアンサー率0% (0/5)
回答No.3

住宅性能評価は、目安になり評価ないよりましという程度に思ってください。建築基準法は、最低の基準であり、構造強度も安全率、経験により振れます。絶対の安全はありません。集中荷重が、一点にかかった場合、脆性破戒起きる。地盤、揺れによる共振起こせば、倒壊します。阪神大震災で、地下構造、杭の考え方かわり、経験則で言っていますが、関東大震災級の災害、火事、その他すべてにおいて安全は、ありません。

cirujano
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 関東大震災級の地震の場合はあきらめるしかないですね。ただ、震度5くらいの地震でも壊れてしまうとなると、購入は迷います・・・。 性能評価はないよりまし、ということなら、あるマンションを買った方がよいようですね。

  • a375
  • ベストアンサー率30% (439/1421)
回答No.1

平成12年10月から運用が開始されていますので良く実績はわかりませんというのが正直なところです。私の県土木技師としての現役時代の経験から少しお話しますと、いくら制度がどうであれ元請が大企業であれ実際に施工を行うのは下請け、孫請けですから、図面がいくら正確でもきつい単価設定であればそれに似合う必経済的工事をします。此れはやらざるを得ないのです。食べていけません。このたびのようなことは氷山の一角です。或る山奥の中の橋の工事で橋脚に大量の付近の岩石を掘り込まれていたことがありました。私の担当橋でまさか来ないと思っていたのでしょう。コンクリート打設のときは立会いのため連絡する決まりですので行ける限り行きますが、現場ばかり出れません。設計など事務的処理が多く殆ど現場に立ち会えません。たまたま行きましたらこうです。私のいた出張所の建築課は人が机に座っていたのを見たことがありません。現場だけでふらふらでした。 そのための民間制度も採られたのですが書類だけでは整っても現実が伴わない恐れもあり難しいところです。勿論大部分の業界の方々は厳正にやっておられますので名誉のため一言申し述べておきます。しかし今の日本は一部で職業に対するモラルハザードが起こっていることも又事実です。制度より現場重視のシステムにならなければこうした問題は解決しません。今度も現場の配筋工(鉄筋を組む人)のベテランなら見抜いていたはずですが此れも反映されるようなシステムでなく無視されています。どんな工夫よりもまづ職に対するプライドの回復が一番でしょう。今度マンションを購入されるならできる限り現場を見ておかれますようにお薦めします。現場監督の方に疑問点を教えてもらうようにしますと安心でしょう。

cirujano
質問者

お礼

詳しい説明ありがとうございます。 担当者でも現場をすべて見ていくのは難しいのですね。ただ、大部分の業者はきちんとしているということなので安心しました。 今回の事件でも、設計事務所の告発がなくても、現場で実際に働いている人ならわかるのでは、と思っていたのですが、おかしいとおもっても言える雰囲気ではないんでしょうね。 最近は利益重視、コスト重視で現場の意見がなかなか反映されないというのは、私の働く医療の現実とも似ているなと思いました。