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第二次世界大戦について
第二次世界大戦において日本は当時の国際法を違反する行為をしましたか? また、その場合どのような行為を日本は犯したのですか? ご回答よろしくお願いします。
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毒ガス等の事件に関しては、「悪魔の飽食」など、でっちあげ小説に代表されるように、今でも論議が続いている状態ですね。 捕虜に関して、 第二次大戦中、日本軍が捕虜に対し虐待をしたのは事実と受け止められるべきと考えられます。 ただ、捕虜虐待を止めようとした人もいたようですしし、徒歩での行進をはじめ、栄養をつけようとノリや納豆を食べさせたことが虐待ととられていることもあります。 映画「戦場にかける橋」なんかはよい描写ではないかと思います(実際は捕虜は建設ではなく資材運搬のみに携わりました)。 ただ、これらの捕虜に関しての扱いは、第二次世界大戦における、中国や東南アジア地域など極地での事であり、 もっと昔、日露戦争などのときは世界でも特によい環境におかれていたらしく、「自軍より収容所の方がいい」といって、投降した兵もいたとのことです。 アメリカの捕虜収容所は、特に栄養などの問題はなかったらしいですが、中国などの収容所に対して、終了所ないでの階級による規律保持を禁止した為に、ヤクザ者などが権限を握ったり、暴力が多発したり、乱れに乱れたところもあったようです。 ドイツ兵が入れられた、ソ連の捕虜収容所では、戦後の日本軍兵士の留置同様にに非常に厳しいものであったようです。 ソ連による留置というのは、戦後、投降した日本軍の捕虜を、何年にもわたって極寒の中で強制労働に就かせて、多くの人が亡くなられたことです。 中国では、戦後共産党と国民党の対立があったとき、大砲や飛行機、鉄道の部隊にいた人が「教官」として重宝されたようです。 太平洋戦争を知るために。 近代日本の戦争 色川大吉 岩波新書 戦後歴史の真実 前野 徹 扶桑社文庫 などを読んでみるといいと思います。 上記二冊を読んで、表記の矛盾や違いに困惑するかもしれませんが、それを調べてみるのがまた歴史を知ることではないでしょうか。
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- utataneboy
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宣戦布告なしの開戦に付いてですが、これは異論があります。 実は日中戦争時に義勇兵とのいう形ではありますが、米軍の飛行隊が日本軍と戦闘を行っています。完全に宣戦布告なしです。 これは真珠湾攻撃の8ヶ月前のことです。 また、真珠湾攻撃前に日本の特殊潜航艇もアメリカの駆逐艦により沈められています。 ゆえに奇襲攻撃の悪名は日本の宣伝政策の失敗と言えるでしょう。ちゃんと情報を手に入れ公表していれば、報復攻撃という、大義名分(大東亜戦争自体立派な大義名分だと思いますが)を手に入れて戦争できたので、少し歴史が変わっていたかもしれませんね。 詳しくは下のURLを見てもらうのがいいかと思います。 もう一つ言ってしまえば、アメリカも国際法はかなり違反しています。(民間人を戦闘に巻き込まない、軍施設以外への攻撃等)
お礼
参考になります。 アメリカの国際法違反についてもちゃんと調べてみたいですね。 ご回答ありがとうございました。
- 867fleet
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「No.1」ではなく「No.17」でした。 bictaka29様申し訳ございません。
- 867fleet
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No.1です。 下の書籍の他に、戦争を客観的に見るなら。 面白いほどよくわかる 太平洋戦争 30分でわかる 太平洋戦争 共に日本文芸社。 などを読まれると良いでしょう。
お礼
ネットで調べていると矛盾した情報があるので頭がこんがらっがってきました。 頭を整理して公平に判断できるようになりたいですね。 ぜひ読んでみたいと思います。 ご回答ありがとうございました。
- nemosan
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>毒ガスについて調べてみたのですが、 No.13 の提示した「毒ガス島歴史研究所」の記述を読まれましたか? 広島県の大久野島は毒ガス工場のあった島で、そこの資料によると… 日本軍は海軍と陸軍がそれぞれ毒ガスを作成していた。 海軍の作ったものは本土決戦用(自決用?)で結局未使用。 陸軍が作ったものは中国大陸で兵器として使用され、 現在も未処理のまま廃棄された毒ガスで被害が出ている。 国際法違反の兵器は秘密裏に作られるのが普通で、 工場のあった大久野島も戦中は「地図から消された島」でした。 余談ですが、アメリカがイラクを攻撃した理由は覚えていますね。 大量破壊兵器(毒ガス等)を隠し持っている可能性があるからで、 日本の総理もこれを支持しました。
お礼
参考URL読んでみたのですが、 >>日本政府は赤筒の使用は認めていますが、致死性毒ガスの使用は公式に認めていません。しかし、たくさんの致死性毒ガスが中国に運ばれたのは事実ですし、使用したという証言もあります。 致死性の毒ガスの使用は日本政府は認めてないようですし、証言だけでは使ったという確証にはならないと思うのですが・・・ (赤筒の使用は国際法違反に入らないですよね?) ご回答ありがとうございました。
- 10pph
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病院船の拿捕は国際法違反ではないと言う方がいらっしゃいますが、 何の違反行為もしていない病院船を拿捕するのは国際法違反です。 病院船を拿捕しても良い場合は、停船させ臨検の結果、病院船に国際法の違反行為があった時です。病院船の国際法違反行為とは、武器を輸送したり傷病者ではない戦闘員を輸送していた場合です。 オプテンノール号の乗員や医療関係者達は拿捕後、日本に搬送され不当に抑留されました。この国際法違反行為に対する賠償問題は戦後、オランダ政府と日本政府の間に横たわっていた事実です。
お礼
オプテンノール号の拿捕については間違いなく国際法違反のようですね。 ご回答ありがとうございました。
毒ガス兵器に関しては、日本は禁止されている1925年に一度ジュネーブ議定書を批准していますので その意味では、国際法違反でしょう。 多数国間条約集 データベース「世界と日本」東京大学東洋文化研究所 田中明彦研究室 窒息性ガス、毒性ガス又はこれらに類するガス及び細菌学的手段の戦争における使用の禁止に関する議定書 http://www.ioc.u-tokyo.ac.jp/~worldjpn/documents/texts/mt/19250617.T1J.html また、宣戦布告に関しても、事前の通告をが遅れたと言うことで、国際法違反にはなります。 皆さんが触れられていないことで国際法違反であると考えるのは、戦時下に置いての捕虜・俘虜(ふりょ)の取扱です。 なぜかと言えば、捕虜・俘虜に対して強制労働を行ったり、非戦闘員に対して残虐行為を禁止しています。 しかし、実態は、この部分を無視して強制労働をさせて、非戦闘員に対しても残虐な行為をしています。 これは、完全に国際法違反です。 アメリカは、日系人を収容所に強制収容しており、それに対しての損害賠償を戦後だいぶ経ってから行っています。 このことも、国際法上違反行為として考えられる行為です。 田村のホームページ 捕 虜 ・ 俘 虜 http://www.cc.matsuyama-u.ac.jp/~tamura/horyo.htm
お礼
毒ガスについては下で述べた通りですが・・ 捕虜については、日本、アメリカ共に違反を犯していたということですね。 ご回答ありがとうございました。
- TTOS
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No9さんの回答では、毒ガスの使用が公認されたような勘違いが起こりかねないですね。毒ガスの「使用」は禁止されていました。 ↓もうひとつ参考 http://homepage3.nifty.com/dokugasu/qa.html
お礼
毒ガスについて調べてみたのですが、 1.毒ガスを作り、所有しているだけなら違法ではない。 2.相手より先に毒ガスを使用するのは違法である。 3.日本軍は毒ガスを所有していたのは確かであるが、使用したかどうかは定かではない。 ということでよいですか? ご回答ありがとうございました。
- tatsumi01
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No. 2 のものですが、t1t2 さんは歴史に詳しくないと書いておられますので補足しておきます。 日本が宣戦布告なしにアメリカを攻撃したのは事実で、これは国際法違反です。アメリカが事前に察知していようがいまいが、それは事実です。 ただ、国際法がどれほど効力のあるものかはいろいろな議論があります。 御質問は「日本が国際法に違反する」とありますから、他国が違反した内容は回答していません。しかし、t1t2 さんが誤解するといけませんので追加しておきます。 ソ連は1945年8月9日に日本を攻撃します。それが、日軍捕虜のシベリア抑留や四島占領につながります。しかし、1946年4月まで日ソ中立条約が有効であり、ソ連は明白に国際法違反です。それらを総合的に判断すべきでしょう。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%97%A5%E3%82%BD%E4%B8%AD%E7%AB%8B%E6%9D%A1%E7%B4%84
お礼
日本がアメリカに宣戦布告無しに攻撃した。 アメリカも宣戦布告無しに日本の船を攻撃した。 両方とも事実であるということでよいですか? ソ連が日ソ中立条約を破って、攻めてきたというのは聞いたことがあります。 ご回答ありがとうございました。
- kodon
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日本は国際法違反がないように戦闘したようですが、日本人の中に国際法違反があったはずといって活動している人がいるようです、わざわざ東南アジアまで出かけていきインドネシアで戦時慰安婦にさせられた人は名乗り出てくれれば何百万円を日本政府に払わすと言った活動家にインドネシア政府はもし日本が払ってくれても個人に渡さず政府で使うと、このような活動家を日本政府で取り締まって欲しいといったそうです。日本は個人として違反行為はあったかもしれませんが組織としてはないでしょう。国際法違反の最大の被害国は日本で侵した国はソ連(露)、米です、ソ連の違反などは戦後犯罪行為です、北方四島は戦後の占領ですし、シベリヤ抑留も戦後です、アメリカの違反は都市爆撃 による民間人の殺傷や、病院船の撃沈です。他の人がオランダの病院船 の拿捕が違反と言はれていましたが、拿捕は違反でないはずです。 国際法などなんの役にも立たないのが現実ですし、国際的な問題解決に 国際司法裁判所がありますが竹島の解決に何の力もありません、国際関係は力の強いほうが取り得です。国際法など問題にしているのは日本だけかもしれません。
お礼
>>わざわざ東南アジアまで出かけていきインドネシアで戦時慰安婦にさせられた人は名乗り出てくれれば何百万円を日本政府に払わす それじゃ、金目当てで名乗り出てきても不思議じゃありませんね。 >>国際法違反の最大の被害国は日本で侵した国はソ連(露)、米です、ソ連の違反などは戦後犯罪行為です 肝に銘じておきます。 ご回答ありがとうございました。
- ss79
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戦時中は彼我共に国際法違反、ないしスレスレの行為はあったとおもいます。 日本側は特に国際法なるものの教育を一般兵士に周知していなかったので誤解による相互認識の食い違いを招いたと思います。 国情、習慣の相違からいらぬ誤解をうけた事はあります。 捕虜虐待事件も例えばバタアーンの死の行進とされるものは捕虜の数が予想外に多く輸送手段がなくて日本兵なら当然徒歩で行進するのが当たり前なので徒歩で行進させ監視の日本兵も徒歩で行進したわけですが、トラック輸送に馴れたアメリカ兵は強行軍の経験もなく虐待と思ったのでしょう。 日本軍がお互いに日常的に鉄拳制裁を行っていたので普段の行為として行った鉄拳制裁が捕虜虐待と見られたのも多いです。 それに捕虜になるのは恥という思想教育が徹底していましたから、そのような眼でみた事もありました。 風俗、習慣の相違も考慮する必要があると思います。
お礼
風俗、習慣のことも考慮する必要がありますね。 ご回答ありがとうございました。
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お礼
ぜひ、読んでみます! 捕虜に関しては、被害者と加害者の感じ方の違いがあるようですね。 しかし、おっしゃる通り虐待については反省しなければなりませんね。 ご回答ありがとうございました。