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染色具合の測定方法
はじめまして。 ドラッグデリバリーに関する実験をしている者です。 1つお聞きしたいのですが、 薬剤の各臓器への分布具合を調べたいときは、どのような計測方法で行なうものなのでしょうか。 私は、体内に染色液を流して各臓器への分布具合を分光計を用いて吸光度として測りたいと考えています。その場合、各臓器をすりつぶして遠心分離して上澄み液に対して染色液の波長で計測する予定です。 医学部や薬学部ではないため、実際はどのような計測を行なっているのかお聞きしたく、質問させていただきました。よろしくお願いいたします。
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非放射性同位体ラベル(C13,N15など)で標識して、後でMS、NMRなどで同定ということも出来ます。 染色液を使う場合、調べたい薬剤と染色剤の、 細胞膜の透過性、トランスポーターなどとの親和性、安定性など が同じでないと推測のしようがないかと思います。 それらが同じであっても、生体内にはヘムなどの色を持つものもありますので、分光計でそれらと区別する方法が必要になるかと思います。
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- DexMachina
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素人ですが、聞いた話では、一部の原子を放射性同位体に置き換えたものを マーカーとして使用する、ということだったと思います。 染色液を使用した場合、その染色成分と薬剤との吸収・消費のされ方の違いにより、 薬剤の正確な分布を把握することはできません。 (植物の維管束の染色のように、体液の循環を把握したいということでしたら、 話は別かもしれませんが)
お礼
ご返答ありがとうございます。 染色液と薬剤とでは確かに吸収の度合いは違うと思います。ただ今回はある程度推測したい、ということで進めていたので、実際どのようにして薬剤の分布(用量反応曲線)を測定しているのか、お聞きしたかったのです。
お礼
ご返答ありがとうございます。 たしかに透過性が異なると、推測は難しいと思います。 生体内の色も考えて、緑系の染色液を考えていたのですが。 もう少し検討してみます。