- ベストアンサー
溶血と核の関係
初めて質問します。 足りない部分もあるかもしれませんが、おねがいします。 溶血について質問です。 赤血球が溶血をするのに核の有無は関係あるのでしょうか?というのは、哺乳類の血液中には無核の赤血球以外にも有核細胞があるのに…、って思ったからです。 鳥類の赤血球は有核ですが、この場合はどうなるのでしょう。 溶血という現象が存在するのか…。 どうか教えてください。 よろしくお願い致します。
- みんなの回答 (2)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
こんにちは。お呼びのようです。 白血球がお亡くなりになっててもよければ、血液算定(血算)で白血球を数える方法は、ずばり、赤血球を溶血除去する方法です。 顕微鏡で尿沈渣を見ると、溶血してパンクした赤血球(ゴーストセル)がある状態で水分を吸ってふやけた白血球を見る事もあるので、白血球の方が浸透圧などに対して抵抗性があるようです。 また生きていて欲しい場合は、人間では、白血球や血小板と赤血球を分離するには、普通は比重の違いを利用します。 遠心分離機で強いGをかける方法が、あまり厳密を要しない分離に使われます。 白血球の層(バッフィーコート)は赤血球の上にのっかります。 赤血球はヘモグロビンという大きいたんぱく質が濃縮されて詰まってるので重くなります。 赤芽球も沢山のヘモグロビンを含んでるので、赤血球層に入ります。 できるだけ正確に分離するには、赤血球と白血球等との中間の比重の液に入れて遠心分離をする方法や、白血球は物に付着する性質があるので、繊維や多くの隙間のあるフィルターみたいな物を通して分離すると、白血球はその物体に付着してモタモタするので、通過速度が遅くなる事を利用する方法、また、特定の抗原を付着させた物体を存在させると、その抗原に反応するリンパ球だけが寄り道するので、それを利用する方法などが実用化されています。
その他の回答 (1)
- myeyesonly
- ベストアンサー率36% (3818/10368)
こんにちは。 溶血とは、赤血球が破壊されて中身が流出する現象ですので、核があっても起こります。 人間でも骨髄内で溶血を起こす、髄内溶血という現象があり、巨赤芽球性貧血やCDAなど特殊な貧血で観察されます。
お礼
早速の回答ありがとうございます。参考にさせていただきます。 核の有無は関係ないということですね。では、例えば、血液中の赤血球以外の細胞を分離したいときは、どうすればいいのでしょう?溶血させる試薬で処理しても分離できないってことですか?それってつまり赤血球以外の細胞も溶血の様に破壊されてしまうってことですか??
お礼
ありがとうございます。やっぱり赤血球だけを除去する完璧な方法はないようですね。でも、多くのやり方があることを知れてよかったです。参考になりました☆