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イヌイット語では
こんにちは。 昔テレビかなにかでイヌイット語で 「氷の色」を表す言葉は数多くあり、 例えば「人が乗るとわれる薄さの氷の色」や「そりが走っても割れない氷の色」などあったように記憶をしているのですが、本当かどうかわかりません。 「雪」について多いということまでは調べられたのですが、よくわかりません。 どなたかわかる方、教えていただけないでしょうか。 お願いします。
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氷の色というのは聞いたことがありませんでしたが、白い色を表す語がたくさんあるという話は有名です。 と、試しにイヌイット+白でネット検索してみたら、その中にこんなのがありました。 第4パラグラフに「彼らは「白」について、数十種類の色の言葉をもっているといわれる。」とあります。 http://www.cjrd.tottori-u.ac.jp/science/html/sci_64.html ちなみにこの記事、中東では羊やらくだが成長過程でいろいろに呼ばれるとも書いてあって、まさにNO.1の方がおっしゃる「日本人は魚を」みたいで面白いと思いました。 いなだ→はまち→ぶり みたいな。日本人はよほど魚と密接なんですねぇ。 ちなみにイヌイット/エスキモー(どっちの呼称を好むかは地域による)はカナダ、アラスカ、ロシア、グリーンランドに居住しているので、地域ごとに言葉に違いがあるようです。 東西で違うようですよ。 http://konnichiwa.at.infoseek.co.jp/100-049.txt ↓ 雪を表す言葉が20種類以上 場所を指し示す言葉(こそあど)は30種もあるそうです。へえええー。
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イヌイットが暮らす土地は極寒の世界で、短い夏もあります。 狩猟民族のイヌイットの食事は生肉ばかりではありません。 独特の四季を利用して、あざらしの海鳥詰めを土中に埋めて 発酵させるというダイナミックな食文化もあります。 彼らにとって雪や氷は衣食住に密着したものであり、 その状態の変化を表現する言葉は、日々の 暮らしの中で誕生したといえるでしょう。 彼らの表現力は実に豊かだったそうです。 イヌイットの白や透明の識別は、 日本語に訳しきれないと思います。 なぜなら、日本語では「~のような白さ」 「~のような透明感」という表現はできますが、白と透明 以外に色そのものを指す単語が見当たらないからです。 無理に例えるならば、魚を食する習慣のない人々にとって、 魚は魚に過ぎませんが、私達はその種類を識別できるのと 似ていると思います。 しかし、イヌイットの社会文化は異民族の侵略によって 破壊され、時とともに伝承が難しくなっています。 民族信仰や自然環境に由来する言葉も忘れられつつあります。 現在は、焼肉もマクドナルドも普通に食べます。 ・・・ 世界の少数民族に共通する悲劇だと思います。
お礼
コメントありがとうございます。 「~のような白さ」のようにやはり日本語より多くの色を表す言葉があったのですね。 ありがとうございました。
お礼
コメントありがとうございました。 氷の色というのはどうも私の記憶違いのようですね。 白を表す言葉の中に「氷」もはいっていたのかなぁと思います。 ありがとうございました。