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オートクレーブの原理とは、具体的にどういうものですか。
オートクレーブというのは、高温高圧を利用するものだと知っているのですが、「オートクレーブの原理」というのが具体的にどういうものかは知りません。どなたご教授お願いします。
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質問者が選んだベストアンサー
オートクレーブの特徴,方法についてはこちらを参照。 http://cosmos.bot.kyoto-u.ac.jp/csm/methods/sterilisation.html 抗原賦活化装置で書かれているオートクレーブの原理は、上のURLの中に書いてある、 「乾燥状態より水素結合が切れやすく蛋白質の変性が速い」 ではないでしょうか。 後は高圧にすることでバッファーが沸騰しないというのも含まれているかもしれません。
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- Bubuca
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こんにちは オートクレーブについては皆さんが回答されていることでいいと思いますので、 オートクレーブは熱で殺菌することが目的になりますから、電気やガスで水を高温の水蒸気にします。 オートクレーブの中の空気は水蒸気の圧力を高くするのに邪魔なのですが、水蒸気が発生し始めると大部分が追い出されてしまいます。100度を超える前に電磁石で排気口を閉じます。中の蒸気はどんどん加熱されて圧力も高くなります。通常は2気圧になるまで加熱します。そうすると温度はおよそ121度になります。この圧力を保持するためにオートクレーブはとても頑丈にできていますし、ふたを止めるときも注意が必要です。 殺菌に使う場合は微生物が死滅すればいいので、121度で15~20分も置けば十分です。実際は加熱と冷却の時間もあるので1時間以上も高温高圧の状態が続きます。熱で殺菌するときは微生物のタンパク質が変成すればいいのですが、これは魚を煮るときの肉の変化を想像すればいいと思います。 殺菌終了後にすぐにふたを開けると蒸気が吹き出して危険なので、徐々に冷やして100度を切ったところで電磁石で排気口を開けます。 蒸気が全体に行き渡らないと十分に殺菌ができない(全体が高温にならない)ので、中に入れる物をどのように扱うかがオートクレーブの効果を決めると言ってもいいでしょう。ほとんどの場合は気にしなくてもいいんですけども、殺菌するものとその器によっては工夫が必要なときがあります。
お礼
回答どうもありがとうございました。 特別に「オートクレーブの原理」というのがあるのかと思っていたのですが、どうもそうでは無いようですね。 ANo.3さんへのお礼の覧に紹介したサイトで「オートクレーブの原理を基に開発された抗原賦活化用装置」と書かれていたので、質問した次第です。 どうもありがとうございました。
- TTOS
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どのような答えを希望されているかが分からないのですが、「原理」とは具体的に何をさしているのでしょうか。 1.オートクレーブの構造 2.オートクレーブで滅菌できる理由 3.そのほか No2さんのサイトは大変勉強になりますが、そこにかかれている項目のどれかもっと詳しく教えてほしいということもないのでしょうか?
お礼
回答どうもありがとうございました。下記のURLで http://www.funakoshi.co.jp/h_news/0408/040809_PICk.php 「Retriever はオートクレーブの原理を基に開発された抗原賦活化用装置で、、、」と書かれていたので、「オートクレーブの原理」というのが特別にあるのかと思い、質問してみたのです。 でも、TTOSさんに紹介して頂いたURLにあるもので十分かも知れないですね。どうもありがとうございました。
- Jaldabaoth
- ベストアンサー率49% (67/136)
学生時代に齧っただけなので詳しくはないんですが…。 大雑把に言えば圧力鍋みたいなものです。 釜の中の密閉空間で飽和水蒸気圧=2となる121℃まで水を加熱して、その蒸気で滅菌を行います。 121℃で15分滅菌するのが一般的でしょうかね。
補足
早速の回答どうもありがとうございます。私もオートクレーブというものが、圧力釜のように高温高圧を利用して、殺菌するのに使うことは知っているのですが、「オートクレーブの原理」というのが具体的にどういうものなのかが分からないのです。 検索しても出てくるの「オートクレーブ」だけで「オートクレーブの原理」が出てこないので、困っています。 ご存知ないでしょうか。
お礼
URLまで紹介して頂いてどうもありがとうございました。 もっとハッキリと「オートクレーブの原理」が示されているサイトでもあると助かるのですが、、、^^;