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東アジア美術の変遷。(現代)
戦後、日本はどんどん西欧化していって、 今はアート作品もアメリカかぶれみたいに なっているように見受けられますが、 日本がこうしてかぶれていっている間に 近隣の中国、韓国や、インドネシア、タイ、ミャンマーなどは どうして西欧に流されないでいられたのでしょうか? (中国・韓国は現在は西欧化しつつあるようですが) そこまで強くさせたものって何なのでしょうか?
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西欧化でなくて西洋化でしょうか・・・・。 われわれは欧米と言ってしまいますが、ヨーロッパ文化とアメリカ文化はよくよく見ると結構違うようですよ。 どこかで読んだのですが(作家か誰かが語っていた)、日本は戦前から西洋の文化が入っていたんだそうです。 言われてみればそうだったかもしれませんね。 パリに絵の修行とか。 だから「戦後にいきなりアメリカかぶれ」になったというよりは、戦前にあった西洋文化が戦中にいったん中断して、戦後にまた復活したという感じで、だから速いスピードで変化しちゃったのだ、という話でした。 もともと「憧れ」があったのかもしれませんね。 日本は外から取り入れるのが上手い国ですね。 それはそれで才能だと思いますが・・・・。 でも見方によっては、日本もなかなか変わらないようで、美術から話が外れてしまいますが、韓国ではキリスト教徒が増えたけど、日本だとたいして増えてないんだそうです。 (これは塩野七海さんあたりが言ってたのかな) 文化や技術面で西洋の進歩的な点を取り入れながら、相変わらず中身は日本独自をやってるような、不思議なバランスがあるとも聞きます。 だから逆にアジア諸国の人に「私の国は急速に西洋化して変わりつつある。でも日本は西洋化しても伝統を守っているのが良い」とか言われることもあったみたいですよ(最近どうか知らないけど)。 日本人から見ると違うんですけどね。。。 ミャンマーは社会主義政策で長年鎖国に近い状態だったようです。今も軍事独裁政権ですよね。 中国はもともと中華思想(うちが中心です)の国ですが、近年は社会主義だし・・・。 考えてみれば、韓国も1990年代前半まで軍事政権でした。 そうすると、民族性とはまた別に、政府がおいそれと西洋文化を民衆の間に入れたがらなかった、ということもあったんじゃないでしょうか???
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