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クォークとQ^2。

数年前、大学の物理科を卒業しました。 先日、大学時代の友人と飲む機会がありました。 友人の一人は大学院に進み、博士課程は旧帝大に進学して現在も勉強中だと話していました。 そんな話を聞くと、私も一度は物理をかじった人間。 また少し物理を勉強してみようかと思い、仕事の傍ら、趣味程度に 物理の勉強を始めようかと思っています。 そこで、友人がハドロン物理を研究しているといったので、 私もハドロン物理を教えてくれといったら、 「じゃぁ始めに、クォークをもとに、Q^2とは何かを 勉強してこい」 とサラリといわれました。 複雑な計算は自分でやりたいと思いますが、 まず取っ掛かりとしてどなたか、クォークとQ^2の関係を教えてください。 ちなみに私の大学での物理は、「特殊相対性理論」で 終わっています^^;

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回答No.2

核子の中にほとんど自由な点状粒子(パートン)があり、深非弾性衝突ではインパルス近似が使え、パートンによる散乱の非干渉的な和であるとすると構造関数はQ^2→∞ の極限でxのみの関数になると言うBjorkenのscalingが成立します。クォークの強い相互作用の理論であるQCDはasymptotic freedom を持つことから、このような描像が正当化されますがscaling は破れており、Q^2→∞ の極限で(log(Q^2/Λ^2)^d のような対数補正が付くことが示されます。クォーク=パートン模型ではQ^2 を増加させてdressed quarkの深部に到達するにつれて運動量のうちsea quarkやgluonが持つ部分が多くなります。このような解析はAltarelli-Parisi 方程式を用いて行うことができ、scalingとその破れの実験的検証がQCDを確立する上で役割を果たしました。 http://72.14.203.104/search?q=cache:KFSQZOpHo_4J:www.slac.stanford.edu/cgi-wrap/getdoc/ssi91-019.pdf+deep+inelastic+scaling+muons+partons++Voss&hl=ja

  • peck55
  • ベストアンサー率11% (1/9)
回答No.1

直接の答えでは有りませんが、・・・ http://www.nep.chubu.ac.jp/v17/v17-63.html http://www.kdcnet.ac.jp/buturi/kougi/buturiko/nucleus/nucleus6.htm 等Net検索すれば沢山引っ掛かると思います。

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