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DNAの塩基配列の決定について

化学法と酵素法とはどんな方法ですか?回答をお願いします。

質問者が選んだベストアンサー

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  • miedai
  • ベストアンサー率66% (12/18)
回答No.1

塩基配列の決定方法の基本は御存知ですか? 未知の配列があって、それが本当はATGCであるとしましょう。 A AT ATG ATGC 何らかの方法でこのように塩基一つ分ずつ長さが異なる一本鎖を作りそれを電気泳動にかけると、長さにより移動距離が異なるのでその端っこの塩基が何かを知れば塩基の並びの順番がわかるわけです。 このいろんな長さの一本鎖を作る方法が大きく分けて二つあるということです。  一つは、酵素合成反応を用いて端から順に塩基をくっつけていくのですが、時々異常な塩基が入るようにしてあってそのときに合成が止まります。たくさんの反応を同時に進めるので、この方法により全ての長さ(種類;この場合4つ)の鎖が出来ます。これが酵素法。Sanger法と呼ぶのが一般的です。現在は塩基配列の決定にはたいていこれを使います。  もう一つ、あらかじめ調べるべき鎖(この場合、ATGC)をたくさん用意しておいて、それを化学的に分解してしまう方法があります。どの塩基の部位でも同様の確からしさで分解するので、やはり全ての長さ(種類)の鎖を作ることが出来ます。これが化学法です。Maxam-Gilbert法と呼ぶのがふつうです。

ioli
質問者

お礼

簡潔で、とてもわかりやすかったです。ありがとうございました。生命科学に興味があるので、また疑問があったらよろしくお願いします。

その他の回答 (1)

  • ADEMU
  • ベストアンサー率31% (726/2280)
回答No.2

参考URLにわかりやすい(どのレベルでといわれると困りますが)説明がありますのでご覧下さい。 meidaiさんの説明でほぼいいと思いますが。

参考URL:
http://web-mcb.agr.ehime-u.ac.jp/methods/dnaseq/dna.htm
ioli
質問者

お礼

細かいところは難しかったですが、とても参考になりました。ありがとうございました。理解できるように精進したいと思います!

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