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対物レンズの作動距離について
対物レンズの作動距離は、レンズ前面と焦点との間との距離だと理解しております。 しかし、カバーグラスは通常0.17mmの厚さがありますが、高倍率の対物レンズなどでは、作動距離が0.10mmなど、カバーグラス厚よりも短いものがあります。 これでは、試料を観察できないと思うのですが、作動距離の定義を勘違いしているのでしょうか。 よろしくお願いします。
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>対物レンズの作動距離は、レンズ前面と焦点との間との距離だと理解しております。 厳密にはレンズ前面(最先端部)と合焦点位置までの距離となります。(焦点というのは厳密にはピントの合う位置とは異なるので) 但し、生物顕微鏡用対物レンズなどでは対応可能なプレパラートガラスの厚みが規定してあり、その場合にはプレパラートガラス面までの距離となります。 そのような規定がない対物レンズの場合にはそもそもプレパラートには対応していませんので使えません。(特に高倍率では収差が出るため)金属顕微鏡用対物レンズなどが該当します。