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固体物理
工学部4年なんですが、現在半導体の研究室にいます。 基礎知識として固体物理が必要なのですが、学科の授業で 固体物理の授業がないので、(基礎の基礎のようなものはありますが) 独学しようと思ってます。 固体物理の教科書だと、アシュクロフトやキッテルなどが有名ですが、 アシュクロフトは分厚すぎるし、キッテルは訳が悪いとか、 辞書的過ぎるなどと聞きます。 その辺の意見をお聞かせください。 また、他にお勧めの本などありましたらご紹介ください。 よろしくお願いします。
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> アシュクロフトは分厚すぎるし、キッテルは訳が悪い その通りかもしれません。他にはザイマンの「固体物性論の基礎」などが有名かと思われます。(日本語訳は絶版?) ザイマンについては詳しく知らないのですが、キッテルはきちんと読もうとすると、日本語がおかしかったり、説明がわかりにく部分が多いと思います。一方、アシュクロフト・マーミンは分厚い分説明はしっかりしていると思います。 とりあえずキッテルを上巻だけでも一通り読んで、固体物理の概念に慣れ、もっとしっかり理解したいところがあれば、アシュクロフト・マーミンで関係するところを読む、というのが良いのではないでしょうか。
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- daraberu
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キッテルの原文は、かなりよいです。半年前に第八版をアメリカで 見ました。日本でもすでに売り出しているのではないでしょうか? 第八版を買ってみるのもいいかもしれません。 アシュクロフトも、かなりいいと思います。実際彼の講義を聴く チャンスが何回もありましたが、分かりやすかったし、本も かなりいい点を付いていると思います。 私個人としては、下の方のようににザイマンがお勧めです。 5年程前に購入しましたが、今でもかなり使えます。これを しっかりやっておくと基礎が身に付いていいのではないでしょうか? 私の持っているのは、第2版ですが、その後改訂されたのかは 分かりません。 後は、論文を読んでいると参照される参考書として、H.LbachとH.Luth のSolid-state physics(Springer)もあります。 これも個人的には、気に入っています。 日本語役も石井力 木村忠正訳ででているので、一読しても損はない と思います。
補足
キッテルの原文ということは英語ですか? 自分は英語があまり得意ではないと思ってますし、 いきなり英語で読むと、英語を読むのに苦しんで内容が 頭に入らないような気がしてしまうんですが・・・ 実際はそんなことはないのでしょうか?
お礼
アシュクロフトは全部読もうとすると2万円近くかかってしまって経済的にもつらいので自分にはkz1975さんお勧めの読み方はいいかもしれないですね。 アドバイスありがとうございました。