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分光光度計などの測定機器の種類について

現在細胞培養をしています。 細胞毒性などを測定するため。蛍光測定器を買うということになりました。 でも、上司が話を進めているのは、分光光度計です。これは、私が使用したい蛍光測定器と同じですか? 分光光度計と蛍光光度計が同じか、また違うならそれぞれどのように違うのでしょうか。使用用途などご存知の方ご教授下さい 大変困っています。宜しくお願いいたします

みんなの回答

  • kgu-2
  • ベストアンサー率49% (787/1592)
回答No.3

 何を測定したいか、によります。機器の相違ではなく、測定という目的から考えるべきです。  分光光度計で測定できる物質を、蛍光光度計で測定する必要は、ありません。  分光光度計は、多くの化合物について測定できます。特に、目で見て、色がついしている化合物についは、十分です。目で見える可視光線だけではなく、目で見えない紫外線を吸収するものも可能です。たんぱく質では280nm、DNAでは260nmの紫外部を利用したりします。  蛍光光度計には、蛍光を出さない物質は、測定できない、という致命傷があります。また、機械も高価です(分光計は100万でも可、蛍光計は300万以上か)。セルも、高い。一個壊せは、数万円でしょう。  それでも、蛍光光度計を利用するのは、感度か高い。すなわち、微量・低濃度(分光分析の100から1000分の1)でも測定できるからです。分析は、微量、超微量の世界に進んでいますので、蛍光分析は有効な手段です。物質に無理やり蛍光物質を結合させて、蛍光を測定する、というのが珍しくないご時世です。  目的の化合物が、「分光では無理で、蛍光なら測定できる」ことを示さない限り、私が上司でも拒否します。  それ以外に、購入費用と効果を考え、一回だけの測定なら、外部に出した方が安くつきます。

回答No.2

全く別ものです。 分光光度計は、溶液の吸光度、透過度を測るためのものです。溶液に当てた光量に対する、溶液を透過してきた光量の割合を測定します。物質によって吸収波長が違うので、それに応じて波長を変え、特定の波長で測定できるようになっているものです。 蛍光光度計は、ある励起波長を当てたとき、物質が発する蛍光を測定するものです。励起光源(レーザーや強ハロゲンランプなど)と、蛍光をカウントするフォトマル(光子をカウントする素子)から構成されているのがふつうだと思います(フォトマルの代わりにCCDを使い、画像処理的に測定するものもあると思います)。

  • Sbacteria
  • ベストアンサー率42% (55/129)
回答No.1

分光光度計と蛍光光度計は全く違う測定機です。簡単に、言えば、前者がそこに存在する分子の吸光(多くの場合はスペクトル)を測定するのに対して、後者は、蛍光(励起波長や蛍光波長を変えて測定する)を測定するものです。 細胞毒性を測定するために...というつながりがよく分からないので、何とも云えませんが、分光計と蛍光計の違いが理解できるようになってから、上司と渡り合うのが賢明かと思います。

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