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「枯枝」と「一日一日」の読み方、「どうにか」の別表現
日本語を勉強している中国人です。正宗白鳥の「戦災者の悲しみ」を読んでいます。 『秋のうち、自分たちはリヤカーで薪を隣村から運んできたり、山から唐松の枯枝を集めてきたりして炊事や暖房の用を足して、どうにか、冬の一日一日を越しながら「春よ、早く来れ」と、それだけを希望としていた。』 1.「枯枝」と「一日一日」の読み方を教えていただけませんか。 2.豊富な表現で同じ意味を表すのが好きです。「どうにか」をほかの言い方に置き換えていただけませんか。多ければ多いほどよろしいです。 作文が上手くなりたいと思っていますので、質問文の中で不自然な表現があれば、それも併せて指摘していただければ助かります。よろしくお願いいたします。
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1.枯枝(かれえだ) 一日一日(いちにちいちにち) 2.「どうにかこうにか」 「なんとか」 「なんとかかんとか」 「かろうじて」 「やっとのことで」 御質問の文はいまどきの日本人の書くものよりずっと立派な日本語になっていますよ。 あえて言うなら 「多ければ多いほどよろしいです」は少し堅苦しいので, 「多ければ多いほど助かります」,あるいは 「多ければ多いほどうれしいです」としたほうがいいかもしれませんね。
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- cubics
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1.「かれえだ」、「いちにちいいちにち」 2.「どうにか、わかるようになりました。」 「どうにか間に合った。」 →「なんとか」「かろうじて」「やっとのことで」 「どうにかしてくれ。」 →「なんとか」「どうでもいいが、きちんと」「きちんと(ちゃんと)」 日本語の場合、ひとつの言葉が、ほかの部分(動詞や、助動詞など)にも影響を与えますので、「どうにか」の置き換えも、場合によっては変な表現になったり、置き換えられなかったりするかもしれませんので、注意が必要です。 「どうにか」は、過去のことについて「どのようにしたのかはわからない(言えない)けれど」、何かをした場合と、 未来について「どのようにしても構わないけれど」何かをしたい(して欲しい)場合に使いますね。 ですから、未来について、相手に要求する場合は、「どうでもいいこと」ではなくて「きちんとした対応」を要求しています。「どうにかしろ!」の場合です。 さて、「多ければ多いほどよろしいです。」は、「よろしい」が指しているのが、回答者から寄せられる回答あるいは回答する行為ですね。相手から受け取るものに「よろしい」と言うのは、日本語の尊敬の概念からは不適当かもしれません。 「よろしい」は、たとえば、目上の人が目下の人の行為について使われます。ですから、「多ければ多いほどありがたいです。」というように、謙譲の形にした方がよろしいと思います。 この「よろしい」は、「よい」を控え目にした表現です。難しいですかね。(笑)
お礼
いつもお世話になっております。 ご親切に教えていただき誠にありがとうございます。「どうにか」の置き換えも、場合によっては変な表現になったり、置き換えられなかったりするかもしれませんね。大変参考になりました。 申し訳ないんですが、「よろしい」についていろいろ考えましたが、やはり理解不能でした。別のスレッドを作らせていただきます。またアドバイスをいただければとても有り難いと思います。 本当にありがとうございました。
- mannequincat
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正宗白鳥の書き癖についてよく分からないので、一般的にはどう読むか、という回答になります。 1.枯枝は「かれえだ」です。一日一日は「いちにちいちにち」か「ひとひひとひ」か決めかねます。どっちかにしろ、と言われたら後者を選びます。 2.「どうにかこうにか」「どうかこうか」「どうやらこうやら」「かろうじて」「からくも」「ようよう」「だましだまし」「やっとの思いで」「やっとこさっとこ」「かつがつ」
お礼
いつもお世話になっております。 ご親切に教えていただき誠にありがとうございます。大変参考になりました。 本当にありがとうございました。
「枯枝」→かれえだ 「一日一日」→いちにちいちにち 「どうにか」の言い換え→かろうじて・なんとか・まがりなりに
お礼
いつもお世話になっております。 ご丁寧に教えていただき誠にありがとうございます。大変参考になりました。 本当にありがとうございました。
お礼
ご親切に教えていただき誠にありがとうございます。よく分かりました。質問文へのご指摘にも感謝いたします。 励ましてくださり、本当にありがとうございました。日本はまだ下手です。これからも頑張ります!