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写真に写っている明るさと実際の明るさ
卒業論文の実験で、 部屋と部屋の明暗さでドア(半開き)の見え方がどの程度変わるかという実験を行う予定なのですが、(被験者は弱視の方です) 実際に部屋を用意して実験を行うのが困難なので、 明暗の違う写真を提示して行おうと考えていました。 しかし、写真でみる明るさは、あくまでも平面から得た色彩情報であって、実際に明るさを認識するのというのは光を感じているため、写真を提示しても、実際に明るさを認識しているのとは違うのでは、ということを思ったのですが、どうなのでしょうか? もし、この考えていた実験方法がダメなら、どのような方法が考えられるか、よろしければアドバイスいただけないでしょうか? わかりにくい文章で申し訳ありませんが、 よろしくお願いします。
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>見た人の脳が認識する写真の明るさと、実物の明るさは同じなのか >ということをお聞きしたかったのです。 >写真に写っている色としての明るさの視覚情報の認識と、 >実空間での明るさという光の量の視覚情報の認識とは同じことなのかということです。 同じとはなりません。他の方の回答も参考にしてください。 >>僕なら蛍光灯に半透明のフィルターをかまして暗くするとか考えますが。 > >この方法をとると、どうなるのでしょうか。 >よくわからないので、よろしければ説明をいただけないでしょうか? ただの思い付きですが、同じ部屋で半透明フィルターをつけた状態(部屋が暗い状態) とフィルターがない状態(部屋が明るい状態)の二つの状態を用意して、実験を 行なうということです。 部屋の明暗さでドアの見え方を見る場合、「部屋」と「明るさ」の二つを変えると 結果がどちらによるものかわからなくなります。上記の方法では「部屋」は 変えないで、「明るさ」のみを変えるという方法です。 フィルターなど使用の場合は、火事にならないようには気をつけてください。
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- walkingdic
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そもそも試験の目的がわからないのでお答えも難しいのですが、実際の部屋のドアの開閉状態を、室内の明るさによって認識に違いが出るのかという試験をしたいというのであれば、そもそも明るさの話以前に、ドアの開閉状態を見るという行為は、実物を見るのと写真で見るのでは全く異なります。 人間の目は立体物を見るときと写真を見るときで同じに認識することはありません。 それは写真をみて実物だと勘違いすることは普通はおきないことからよくわかると思います。もちろん条件によっては錯覚することもありますが。 人間は実物(立体物)を見た場合には、非常に複雑な仕組み、要素によって立体であると認識し、それまでの距離などもわかるようになっています。その認識と同じ状態を写真で作り出すというのはきわめて困難です。 バーチャルリアリティ技術を使えばある程度は可能ですが。。。 あと注意点ですが、実物で試験する場合も、人間の目は明るさに対して調整機能がありますので、工夫しないと明暗による差が出なかったり、ばらついたりしますのでご注意下さい。 対策としては、一定の決まった明るさの部屋に1~2時間滞在してもらってから、その後すばやく試験を行うとか、比較試験の形にするなどの工夫が必要ということです。
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回答ありがとうございます。 立体をみるということで、やはり違いようですね。 今後、実験方法を考える上で、 注意点に気をつけようと思います。 ありがとうございました。
- pochi_won
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>実際に明るさを認識しているのとは違うのでは、ということを思ったのですが、どうなのでしょうか? その通りだと思います。 ↓のURLが色んな意味で参考になると思います。 >どのような方法が考えられるか、よろしければアドバイスいただけないでしょうか? 照度計を用意して、明るい部屋と暗い部屋の照度を測り、被験者の頭のまわりに段ボール箱などで暗くした空間を用意して、中に小さな照明を入れて、それぞれの条件の照度が得られるようにします。その条件化で任意の明るさの見え方を実験されてはどうでしょうか?
お礼
回答ありがとうございます。 URL参考になりました。 実験方法を考える上で、実験案を参考にしようと思います。 ありがとうございました。
- Feb12
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人間の眼って、明暗順応で見え方が変るので、一定の明るさの部屋で、条件を変えた写真を見ても、実際に実験するのとでは差がでてしまうように思います。 また、写真という平面情報と実際の奥行きのある実験では、被験者の眼の焦点距離によっての視力の違いや、写真が小さければそちらのほうが見づらくなるなど、差がでてしまうと思います。 求める結果が何か不明ですので、思いつきの一例として。 対象群として健常者を用意して、被験者と同時に行う。 黒の暗幕の前に、想定する扉までの距離に扉と同じ大きさの白と18%グレーの紙を並べて、どのくらいの照度で18%グレーを黒ではないと認識できたか、その差を見るとか。 茶色の扉なら、そのくらいの反射率かな、と思いまして。 でも、実際の状況と全く同じ結果の得られる実験がないのであれば、何か別のことに置き換えてやるしかないかな、と思いました。
お礼
回答ありがとうございます。 焦点距離というのを考えていませんでした。 確かに、そのように考えると写真ではいけなそうですね。 実験案は、実験方法をこれから考える上で参考にしようと思います。 ありがとうございました。
- bandgap
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つまり,あなたがしたい実験とは,ドアの開き具合を一定 (例えば間隔 10 cm でストッパーをかます) にしておいて,ドア周囲の環境を変化させるということですね? 明るさを認識するという意味では,部屋と写真とで差が出ます. 人間の目に飛び込む光としては,光源から直接人間の目に飛び込む光と,ドアや壁などで反射してから人間の目に飛び込む光とがあります. 直接飛び込んでくる場合にも,反射光が飛び込んでくる場合にも,その光量が多いほどまぶしく感じます.しかし波長が異なります.茶色いドアなら,茶色く見えるような波長の光しか飛んできません.黒い壁なら,赤外線が主になるでしょう. 部屋を使った場合,光源の光量そのものを変えることになります.この場合,光源の光量低下に伴って反射光の光量も低下します. 写真を使った場合,光源の光量は変わりません.ただし写真から反射される光の光量と波長が,写真によって変わってきます. このような写真の不具合をごまかすならば,とにかく大きな写真を用意するなどでしょうか.パーフェクトではないと思いますが. いずれにせよ,実験目的が良く分からないので,写真で十分なのか部屋を用意すべきなのかは判断できません.
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回答ありがとうございます。 光の情報認知についてくわしく説明していただき、ありがとうございます。 やはり、写真では実験目的に合う結果がでるかどうかあやしいので、部屋をどうにか用意しようと思います。 ありがとうございました。
- renton
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人の目で見れるものと、カメラに写るものは差があるはずです。 使用するカメラやレンズ等によっては、再現する色身がかなり違ってきます。明るさなどもカメラの設定次第で、明るくも暗くも写ります。 全く同じになるように設定して写すのはかなり難しいはずですし、細かく設定できる一眼レフのようなカメラでないとそういった撮影をする事ができない事もあります。 具体的には、ISO感度、絞り、露出補正、ホワイトバランス等の設定次第でかなり違った印象をもった絵が撮れてしまいます。 デジカメのRAWで撮影して、根気良く色見を調整すれば画面上では色味などはあうかもしれませんが、印刷するとまた色が変わるので・・・ 写真でやってしまうと、条件に?な所があるので、ちゃんと部屋を用意して実験した方が良いのでは。 ダンボールで暗室作っても部屋は部屋ですし。
お礼
回答ありがとうございます。 やはり、写真ではダメなんですね。 部屋をどう用意するかを検討しようと思います。 ありがとうございました。
写真ではカメラの調光などの関係で変わるのではないでしょうか. 僕なら蛍光灯に半透明のフィルターをかまして暗くするとか 考えますが。 ただし、火事にならないように気をつけて
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早速の回答ありがとうございます。 すみません、質問文がわかりにくかったようです。 写真に明るさが写るかということでなく、 見た人の脳が認識する写真の明るさと、実物の明るさは同じなのかということをお聞きしたかったのです。 言い換えると、 写真に写っている色としての明るさの視覚情報の認識と、 実空間での明るさという光の量の視覚情報の認識とは同じことなのかということです。 >僕なら蛍光灯に半透明のフィルターをかまして暗くするとか考えますが。 この方法をとると、どうなるのでしょうか。 よくわからないので、よろしければ説明をいただけないでしょうか?
お礼
2度目の回答ありがとうございます。 実験方法を考える上で、フィルターを使う方法も参考にし、考えていこうと思います。 ありがとうございました。