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二つの勉強法で被験者の知識差を調査する方法は?
- 研究のプロトコールを書いています。被験者全員にある知識に対するテストを受けてもらい、無作為にグループA(コントロール)とグループB(実験)に分けて各々の勉強法で勉強をさせます。
- 再びテストを受けてもらい、被験者の知識の前後の差にグループ間の差があるかどうかを調べます。被験者の介入前後の値の差をt検定するか、Two-way repeated measures ANOVAを使うか悩んでいます。
- 30人の被験者を想定しており、仮説「勉強法Bの方が効果的」を証明したいと考えています。どの方法を使えばよいでしょうか?
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質問者が選んだベストアンサー
統計学の初心者と言いながら、大胆な発言をしていますが、 教科書には、あまり書いていない次の点を熟考して下さい。 1) 何故検定が必要になるのか。 2) 検定の目的(前提条件を満たしていれば、どの検定法を採用するかは研究者の勝手です)。 3) 検定の意義(実社会での価値) たとえば、A群は10±1、B群は11±1、で1000人ずつの調査であれば有意差はあるでしょう。「有意差あり」との結論でも、所持金が円ならどうでもよいのですが、億円、兆円なら気になります。 検定なんぞは、その程度の学問だと達観しているつもりですが、現実には論文を通すために四苦八苦。 これ以上の考えは、ビデオの映像で話しています。が、有料です。
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- kgu-2
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>年末押し迫ったところで気分を害されたと思います。 私自信同様な失敗を経験していますので、気分を害するほどの立場ではありません。ただ、研究は、道順を訊くのと違って、研究テーマを漏らすとそれだけで会社などでは秘密漏洩に抵触しかねませんので。 過去の回答をご覧頂ければ、「一人でやっている」という人には精一杯回答しているつもりです。 何を主張したいのか、そのためには何と何を比較すれば良いのか、を意識して検定をしてください。 方針は間違っていません。検定のポイントは、サンプルの抽出、この場合はランダムサンプリングをなさっているので、「A群とB群は、勉強する前は同一レベルである」という大前提は、満たしています。念の為に、t検定をして「有意差は見られなかった(無かった、という表現は間違い)」ことを確認するのが出発点です。 そして、指導教員にアトバイスを仰いで下さい。納得いかない場合は(指導教員には失礼なのですが、たまにいるようなので)、書き込んで下さい。 本年が良いお年になることを信じています。
お礼
あけましておめでとうございます。 私の指導教官はいろんな研究者/よそ者(いい意味で)の話を聞くことを薦めていますので、ここでのディスカッションには何の問題もないことを確認しています。いろいろ私の指導教官にまで気を使ってもらってありがとうございます。 過去にt検定、ANOVA両方使ったことがあるのですが、理論武装が今ひとつなのです。本を読んでもどちらでもいいような気がします。ANOVAの方がPosthocの検定をやったり、交互作用が見れる分、情報量が多いように思いますが、多いからと言って”So, what?”でしょう? t検定でシンプルにいっても問題ないような気がしています。両方この場合は同じようなことがいえると思いますが、言い方の違いだけなんだと思っているのですが、はっきりしていません。 kgu-2さんの回答を読ませてもらって、やはりどちらでもいいということなんでしょうね。どちらがよりよいかは自分が決めるものなのでしょうね?
- kgu-2
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>指導教官はいますが、 指導教官をさしおいて、回答することは、質問者だけではなく、私も研究者としての倫理に反します。私の学生等なら、研究室追放です。 >統計学の専門家 初心者の私でも検定できますから、検定の専門家でなくでも経験者なら簡単です。 無作為にグループ分けをするのは、前提であり不可欠です。これを忘れる人が少なくないのですが。 >前後のテストは、それぞれ別物ですが同じ結果を引き出せるテストです。 これが問題かも。100m競争などなら、前後でも同一条件だと想定できます。しかし、ペーパーテストだと、問題が違うので、「同一レベルの問題」と主張しても、同一の問題でない限り説得力はありません。すなわち、「A法によって、良くなった」と言っても、問題が易しかったことを否定できませんので、その点は工夫する必要があります。私は2年ほどかかりましたので、・・・。 A法とB法の優劣は初心者用の練習問題。簡単ですので、検定の経験者、に訊いて下さい。私が回答すれば、研究者として「謝辞」を要求しますが、実名が分からないので書きようがありません。これが、研究者としての倫理違反の3つのうちの一つです。 >2要因あるのに 前後、A法とB法、の2要因、というのなら、多重比較という手法になります。「全体で有意差があった」という結論しか出せません。やりたがる人が多いのですが、『わざわざ難しくして、お利口な人が多いのだなあ』といつもカンシンしています。『そんなにお利口なら、ここで質問なんかするな』とも感じます。 検定は、習うより慣れろ。検定結果を指導教員に見せ、指示を仰ぐのが研究者として普通・正当な道です。
お礼
色々研究者倫理まで説いていただいてありがとうございます。年末押し迫ったところで気分を害されたと思います。申し訳ございませんでした。良いお年をお迎えください。
- kgu-2
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>研究のプロトコール 指導教員はいないのですか 単に2群間の有意差検定になるので、検定の初歩。統計の本に、似たような練習問題を探して、それで慣れて理解できるようになりましたが。 私なら、分散分析などは使いません。もっとも、有意差がでれば十分、誤りではありませんが。
お礼
2-way ANOVA repeated measureを用いてもかまわないと言うことですね。安心しました。ありがとうございます。 2要因あるのにt検定することに問題ないのはまだ理解できていません。よろしくお願いします。
- kgu-2
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>研究のプロトコール 指導教員はいないのですか 単に2群間の有意差検定になるので、検定の初歩。統計の本に、似たような練習問題を探して、それで慣れて理解できるようになりましたが。 私なら、分散分析などは使いませんが。
補足
早速の回答ありがとうございます。 指導教官はいますが、統計学の専門家にアクセスしにくいのでここで聞かせてもらっています。 2つのindependent variable、群間差(AとB)と被験者内(介入前後のデータ)、があるので、単純に前後のデータの差を取って2群間のt-検定すると言うアイディアに疑問(不安)があるのですが、問題はないのでしょうか? 2-way ANOVA repeated measurentを2群間に使うのは、どこかおかしいでしょうか?
お礼
"前提条件を満たしていれば、どの検定法を採用するかは研究者の勝手です"そうなんでしょうね。 いろいろありがとうございました。