地球放射と黒体放射の関係?
黒体放射について、教えてください。
まさに黒体ならば、温度だけの関数として放射強度も決まるのでしょうが、一般的な物質では、絶対的な放射強度は素材の密度や物性に強く依存するような気がするのですが?
そもそも、興味の発端は、地球放射です。いわゆる窓領域は、地表温度である300K弱の黒体放射に相当する強さの赤外線が宇宙に出ており、二酸化炭素の吸収帯では、圏界面の220Kの黒体放射に相当する強さの赤外線が出ていると思います。
しかし、地表と大気では、密度など物理特性がまったく違うのに、それぞれの温度に相当する黒体放射の赤外線が出るというのは、どのような理屈なのでしょうか?
また、成層圏では、二酸化炭素の上昇に伴って、温度が下がると思われますが、この場合は、温度が下がっても放射強度は変わらないと思われます。赤外線を出して冷える要因である二酸化炭素の増加で、成層圏の温度が下がっても、そこから出る赤外線の強さの総量が変わらない場合、実際に温度が下がっても、放射強度に相当する黒体放射の温度は変わらないということは、おかしくないのでしょうか?、
そもそも黒体放射の概念を私が正しく理解していないために、混乱している気がするのですが、教えていただけましたら幸いです。
お礼
回答ありがとうございます。 しかし、論文は見つかるには見つかったんですが有料で見ることが出来ませんでした><;