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赤外放射
ちょっと、赤外放射の説明についてわからないところがあります。 大気や地表は、その温度に応じて赤外線を放射して熱を失う。大気中の水蒸気・雲や二酸化炭素は、波長の短い可視光線や紫外線はそのまま通すが、波長意の長い赤外線はよく吸収する性質をもっている。そのため、地表から赤外放射として失われる熱エネルギーは、太陽放射の約120%であるが・・・ 120%っていうのが、納得いかないのです。どうして100%を超えることができるんでしょうか?太陽放射以上の赤外放射が、どうして可能なんでしょうか?
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単純に言うと、太陽から送られてきたエネルギーが、大気の中に閉じ込められたということです。確かに、太陽から送られてきたエネルギーで地球のシステムは稼動していますが(地球内部の核反応などもありますが無視します)、大気中には過去に蓄積されたエネルギーがいろいろな形で存在しており、地表面と大気の間を行ったり来たりしているのです。 太陽から大気に入ってくるエネルギーを100としても、過去に雲や空気中の水分子にためられていたエネルギーが地表に放出されれば、地表からの放出が100以上になることは可能でしょう。そして、地表から放出されたエネルギーの多くは再度雲に捉えられてしまうのです。
お礼
う~ん、そういうことだったんですか。納得しました。 ありがとうございました。