元予備校講師です。
・設問を先に見るか?
これは完全にどういう設問かによります。
●センター試験のように「本文の内容に合うものを選べ」式のもの
(1)日本語で選択肢が与えられているもの:設問を先に読む。なぜならば、英文の内容が予想できるため、読む速度がはるかに増すから。
(2)英語で選択肢が与えられているもの:英文を先に読む。なぜならば、選択肢に人名があっても誰のことか不明等、設問文を読んでも事態はいたずらに複雑になるだけだから。
(3)慶應SFCのように、非常に長い文を題材に、パラグラフごとに内容を問う選択肢があるもの:英文を読みながら、その英文に関わる設問をやる。英文が長いため、読んでから設問にあたったのでは内容が頭に残っていない。また、先に設問を読もうとしても、設問量が多すぎて、とても覚えていられない。
●設問は説明問題中心の場合
(1)設問数が少ない場合:先に設問を知り、問題意識を持って読むほうが効率的。
(2)設問数が多い場合:先に英文を読むか、同時進行で。いくつも説明問題がある場合、そのすべてに問題意識をもって読もうとしたら、かえって英文に集中できなくなる。
・各パラグラフの最初と最後を読み、文の内容を‥
この言葉は信じられません。大学入試の英文、特に長い英文になりますとレベルは低くなく、内容が予測できるものなどあまりありません。また、たとえ予測できる内容であっても、そんな作業をしているあいだに、頭からガーッと読んだら読めます。日本語だって、そんなバカなことはしないでしょう。
お礼
shitadeyamaさんどうもありがとうございます。 なるほど必ずしも設問から入ればいいというわけではないのですね。書いて下さった説明をもとにさっそく長文に取りかかってみます。 パラグラフ読みは・・ダメなのですか。