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確率・・・

ある1面だけに印のついた立方体が水平な平面に置かれている。平面に接する面(底面)の4辺のうち1辺を選んでその辺を軸にしてこの立方体を横に倒す、という操作を行う。ただし、どの辺が選ばれるかは同様に確からしいとし、印のついた面が最初は上面にあるとする。この操作をn回続けて行ったとき、印のついた面が立方体の側面にくる確率をAn,底面にくる確率をBnとおく。 1、A2を求めよ 2、An+1とAnの関係式を導け 3、Bnをnの式で表し、limBn(n→∞)を求めよ。 以上をお願いします。

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  • Umada
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回答No.2

1. 1回目の試行で、印のある面は必ず側面になります。 展開図で書けば  □ □底■□  □ となります。 次の試行では「底」とある面の右側の辺、あるいは左側の辺を軸に倒すと■の面は新たに底、または上になります。 「底」面の上側の辺、または下側の辺で倒したなら■の面は側面のままです。 (■が他の場所にあっても同様に、底面の4辺のうち2辺もどちらかが軸になる場合は側面のまま、もう2辺のどちらかが軸になる場合は上か下を向きます) ですから確率としては1×1/2で A2=1/2ということになります。 2. ■が側面に来た場合、次の試行でも側面に留まる確率は1/2です。一方■が上面か底面にあったときは確率1で必ず側面に回ります。 従って An+1=1/2An+(1-An)=1-1/2An   (1) です。(1-An)はいうまでもなく、■の面が上か底に来ている確率です。 3. n+1回目で底面に来るためには、n回目では■面は必ず側面になくてはなりません。 側面にあった場合、次に下を向く確率は1/4です。(■面と底面が共有する辺を軸に回転した場合。それ以外では側面のままか、上を向く) ですから Bn+1=1/4An   (2) です。 Anに関する漸化式(1)を解けば、Anの一般項は(-2/3)×(-1/2)^n+2/3であることが分かります。(A1=1, A2=1/2となることを確認下さい) これよりBnは (1/3)×(-1/2)^n+1/6 と求められます。(B1=0, B2=1/4などで検算してみてください) 従ってlim(n→∞)Bn=1/6です。 題意の立方体を規則に従って何回も何回も転がせば、印のある面が最初にどこであったとしても、最終的にはどちらを向く確率も等しく1/6に近付くということは直感的に理解できると思います。

その他の回答 (1)

  • shushou
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回答No.1

AnをA(n)と書きます。 1.について A(1)=1ですね。どの4辺を選んでも印のついた面は側面にくるからです。 A(2)は4辺のうちの2辺を選べばいいからA(2)=1/2 (どの2辺かはよく考えてください。) 2.について A(n+1) =(n回目に印のついた面が側面にあって、かつ、n+1回目も印のついた面が側面にある確率) +(n回目に印のついた面が側面になくて、かつ、n+1回目に印のついた面が側面にある確率) =A(n)×1/2+(1-A(n))×1 3.について B(n+1) =(n回目に印のついた面が側面にあって、かつ、n+1回目に印のついた面が底面にある確率) +(n回目に印のついた面が側面になくて、かつ、n+1回目に印のついた面が底面にある確率) =A(n)×1/4+(1-A(n))×0 これによってB(n)が分かるから極限値も分かりますね。