真珠湾攻撃について

質問

真珠湾攻撃について学校で習ったのは日本が闇討ちをしたと教えられましたが、米国側は事前に真珠湾攻撃の事を知っていたと言うのは事実ですか？事実だとしたら何故、日本が奇襲攻撃をしたと教えられるのですか？

回答No.10

toro321 · ベストアンサー

回答は出てると思いますが、蛇足を。
奇襲とは、相手が防御体勢を取ってない場合で、取ってる場合は強襲となります。

トラトラトラの電文は、攻撃開始前に淵田指揮官から打たれています。米軍が防御体勢を整えているかどうかが、大きな問題となるからです。勿論、攻撃の順番も変わります。奇襲の場合は、雷撃、急降下爆撃、水平爆撃の順ですが、強襲の場合は、急降下爆撃を先に行い、相手の対空砲火の鎮圧、基地機能の麻痺させることになるわけです。
ですから、トラトラトラでは、どれだけ相手に被害与えたかは、艦隊も大本営も解かってませんでした。
ただ、当時の航空搭乗員の技量を考えると、奇襲だとかなりの戦果が期待できることは確かでしたが。

フィリピンの航空基地は、真珠湾の攻撃報告を聞いて、戦闘機が上空に上がって迎撃体制を整えてましたが、台南基地が、霧のため離陸できず、かなり遅れてしまいました。
米軍機は日本軍が来ないので、給油のため着陸した頃に日本機が現れ、地上で撃破されてしまったと言うのが事実です。

どうも、米軍は開戦を覚悟していたようで、フィリピンには、漁船に砲を１門積んだ偵察艇をしきりに動かして、これを日本軍が先に攻撃するのを期待してたようです。
しかし、真珠湾にあれだけの航空機で空襲されることは、予想外で、痛すぎる出血となったことは確かです。

補足

真珠湾攻撃での戦闘機は何機いたのですか？

回答No.15

b-bob

ANo.14さんに追記させていただきます。

一昨年、真珠湾のアリゾナ記念館に行ってきました。
そこで購入した「真珠湾物語」によると、
当日、カリフォルニアからＢ１７が１２機の編隊で向かっていたので、
対空レーダーも日本軍と間違えて認識していたようです。
もし、この機影が敵機とわかれば、５０分の余裕が発生していたそうです。

駆逐艦「ワード」の件もあり、奇襲にあたって、
日本軍は幸運にも恵まれたようですね。

回答No.14

10pph

実際には、真珠湾攻撃の１時間前にアメリカの駆逐艦「ワード」が日本の特殊潜航艇を真珠湾口外で砲撃によって撃沈したのが、日米開戦の最初です。

２１世紀になるまで、ワードの乗組員の報告・証言を裏付ける特殊潜航艇の残骸が発見されなかったのですが、２００２年にワードが攻撃したと思われる特殊潜航艇が海底で発見されました。
特殊潜航艇の司令塔に命中したという報告どおり、特殊潜航艇の司令塔には砲弾が貫通した孔があいていました。

しかし、アメリカの司令部はワードの報告を信じなかったため、ワードが空襲前に特殊潜航艇を発見、沈没させた事で、敵に備えるチャンスがあったにもかかわらず、日本の攻撃を許す事になってしまったのです。

回答No.13

867fleet

>真珠湾攻撃での戦闘機は何機いたのですか？

もしも、「戦闘機」が「攻撃した軍用機」という意味であるならば、航空機350機（零式艦上戦闘機78機、九九式艦上爆撃機129機、九七式艦上攻撃機143機とのことです。

第１波攻撃隊　183機
水平爆撃隊　　49機
雷撃隊　　　　40機
急降下爆撃隊　51機
制空隊　　　　43機

第２波攻撃隊　167機
水平爆撃隊　　54機
急降下爆撃隊　78機
制空隊　　　　36機

です。

ちなみに米軍は海軍・陸軍・海兵隊合わせて355機、損害は231機だそうです。

参考URL：

http://www007.upp.so-net.ne.jp/togo/dic/data/pearl_jpn.html

回答No.12

toro321

>真珠湾攻撃での戦闘機は何機いたのですか？

日本側ですよね？
第一次攻撃隊が４３機、第二次攻撃隊が３５機。計７８機ですね。全て零式戦闘機です。

回答No.11

maria_sharapova

以前私がこのカテゴリーで行った質問：「真珠湾攻撃をルーズベルト大統領（当時）が事前に知っていたのは本当か？」（http://oshiete1.goo.ne.jp/kotaeru.php3?q=1409854）をぜひご参照下さい。多くの方が優れたご回答を寄せて下さいましたので、そのご質問は必ず解決します。

回答No.9

_mh_

やさしく言えば、真珠湾攻撃は「まず開戦宣言をしてから攻撃をする」という国際法に反していたため、奇襲と言われており、非難の的である、というのが良く言われているところでしょう。

この「国際法」がちょっとややこしいので、その判断についていろいろ意見はあるようですが。（このあたり興味があれば調べてみて下さい）　まあ、だいたいは上のような考え方です。

回答No.8

ekuko69daisuki

自信ありとしておきながらそのソースを示すことができなくて申し訳なく思います。古い記憶の中からでは、ＮＨＫの番組中での情報です。以下は、その時の放送内容です。放送時期等も失念しましたが、アナウンサが松平さんだったと思います。

アメリカは、真珠湾の攻撃を１００％確信していました。
その証拠に、太平洋艦隊の「最新」の戦艦群を大西洋艦隊に配属し、「旧式」の戦艦をハワイに回しました。
それに真珠湾攻撃１日前に確認されていた２隻の空母も攻撃当日には確認されていません(ただ、この時点では空母の有効性が実証されていないので空母を隠す必要性に疑問がありますが)。
また、アメリカは日本の機動部隊が単冠湾に集結しているもの知っていたし、北太平洋上から微弱電波が発信していたことも掴んでいます。
その微弱電波が東進していることもわかっていました。
そして、日本本国から「わけのわからない」天気予報(実態とあっていない予報)がしきりに放送されているのも知っていました。
その天気予報放送が、暗号であることは言うまでもありません。

どちらかと言うと、フィリピン攻撃の方が予想外だったようです。
その証拠に、真珠湾攻撃から十分時間があるのに防衛をしていない、台湾からの爆撃機を途中で空母から発艦した戦闘機が護衛したと勘違いした(要は台湾から爆撃機を護衛できる戦闘機＝零戦 の存在に気がついていなかった)、等があります。

※ここからは、私の私見です。
日本の宣戦布告が遅れたのは、宣戦布告文書を受け取った外交官が暗号を翻訳するのに手間取ったと言う話を聞いたことがあります。

回答No.7

9ma

すでに何人かの方が回答されていますが、事実と意見が混在しているようなので、あえて書き込みいたします。

当時の外交関係の中では、常時、情報活動に懸命の努力をしていたことは事実です。そのため、どこで戦闘の可能性があるかについても、相当の情報を集めていたと思います。

また、国内世論に配慮して、都合の良い、しかし事実とかけ離れない範囲で、政策的発表があったのも事実でしょう。

ですが、何より確かな事実は、日本は、宣戦布告をする前に、真珠湾の攻撃をしてしまったということです。真珠湾の基地では、日曜日の早朝と言うこともあって、休んでいた人が多数いました。

アメリカの政治家は、奇襲の情報はなく、真珠湾で多大な被害を受けたことについて、悪夢と考え、真珠湾以降の外交戦略の検討においては、常に、想定外の悪夢にも対処するという考えが、根付いたようですね。

回答No.6

apple-man

>米国側は事前に真珠湾攻撃の事を知っていたと言うのは事実ですか？

　太平洋戦争のときの記録についてはまだ
アメリカ側に極秘文書になっている部分が
あって本当のところはわかりません。

　一部の極秘文書は機密期限がきれて
公開されはじめており、以前の日本側の
認識と違う部分も沢山出てきています。

　現状では日本の不穏な動きを
一部のアメリカ政府、軍事関係者が
気付いていて警告を発していたのは
事実だということは分かっているので、
それで真珠湾攻撃を予知していたはず
だと言われているんです。

　しかし、大統領が真珠湾攻撃前に
日本からの攻撃に備えて具体的に動い
たというような証拠は今のところはなく、
アメリカ政府が具体的に動き出したのは、
真珠湾攻撃開始直後にアメリカの
日本大使館から大統領
宛に宣戦布告の文書が送られて
からです。

　日本側の「ワレ　キシュウコウゲキ
にセイコウセリ」という電文はあまりにも
有名で、真珠湾攻撃後太平洋機動部隊から
日本に送信されたモールス信号が
奇襲攻撃成功を意味する暗号文
「トラ　トラ　トラ」
だったわけで、今のところ公式には
１）事前にアメリカ政府側が準備していたという
　　情報は今のところない
２）日本側では、太平洋機動部隊が奇襲攻撃に成功したと
　　正式に報告している

ということで日本が奇襲攻撃をしたと
いとで今のところ間違いないんです。

奇襲攻撃を知っていてわざと動かなかったと
言われることもあるのですが、これは第二次
大戦中、イギリスのチャーチル首相が
ドイツの暗号電文を解読し、イギリス
空襲を事前に知っておきながら、
暗号解読に成功したことがばれないように
わざと空襲対策を指示しなかったという
歴史の流れから、アメリカも同じように
したのではと言う人がいるからです。

＞米国側は事前に真珠湾攻撃の事を知っていたと言うのは事実ですか？

　ですが、今の日本にも北朝鮮が日本に核攻撃を
仕掛けてくるという人がいますが、適確な
情報にもとずいていれば戦争の準備が
具体的に始まっていて、非常体制になって
いるはずですが、まだそこまで行っていません。
日本人は普通に暮らしています。
この状態で日本政府は北朝鮮の核攻撃を
知っているとは言い切れませんよね。
可能性として言っている人がいるというだけです。
日本の攻撃に対するアメリカ側の対応も同じようなもの
だったのだと思います。

　心配する人たちはいたが、具体的には
動いていなかったということでしょう。

回答No.5

noname#13872

真珠湾攻撃は事前に「真珠湾を攻撃するよ」と言って攻撃したのではありません。
従って米側の情報の有無に関係なく奇襲攻撃であったと言えます。

米側の情報操作はよく言われる話ですが、
一般的に暗号を解読してもそれを公表することはしません。
暗号を変えられるだけですから。
従って暗号を解読した情報というのは広範囲に伝達して対策をとるということがしにくいものです。
米軍が攻撃を察知してとりあえず空母だけを避難させたというのは戦略的行動として極普通の事だと思います。
そもそも、駐米大使館のミスで宣戦布告が真珠湾攻撃の後になってしまったことは事実ですし、
騙し討ちと非難される事は仕方のないことだと思います。
それをうまく利用した米国が一枚上手だったというだけの話です。