沖縄は伝統的にソーキ(豚肉)を食べる習慣が古くからあったため、高齢者であっても若い頃の栄養が比較的充分に取れていた…とする説を見た憶えがあります。
沖縄では明治・大正時代に農村部に於いて豚を飼育し、特に祭事の時には豚を食べたのですが、何せ冷蔵庫の無い時代だけに、一軒の家で祭事で豚を一匹食べられないので、一匹潰すと御近所にお裾分けする…で、地方村でも2~3日に一度位は豚肉を食べる機会があったという話も。
当時本州ではあまり畜肉を日常的に食べる習慣が無かったので、内陸地では慢性的な動物性蛋白質不足だったようですし、高齢者の長寿の要因はその辺りの違いだとか。
また気候的に塩気の多い食事を多く取り難い…で、薄味の料理が多く、北陸辺りの塩分の多い食事と比較すると、余り積極的に塩を取らないため、今で云う所の「減塩食」ということに絡めた説もあったような…信憑性は「?」ですが。
その一方で気候風土がヒト(元々熱帯の動物?)に合っているという臆説もありますが、こちらはだいぶ眉唾かもしれません。
もっとも、日照量が多く湿潤であるため、作物の栽培には困らない(ただし水不足は深刻である)事から、あまり苦労して食糧生産に従事しなくても食料が得られる部分に負う所もあったりして?(私見に基く臆説)
参考までに琉球大の長寿研究プロジェクトのページURLを貼っておきます。
お礼
そうなんですか それは知りませんでした。 ありがとうございます。